

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

北海道はすっかり秋でキャンプには今が一番いい季節だなーと思います。
そこそこ前からキャンプブームは去ったと言われておりますが、あんまりキャンプ場が閑散としてるイメージはありません。
今年は回数は行っていても富良野にしか行っていないのでなんともですが。
市場的に常に売切れで買えないモノ、あってもプレミア価格みたいなのはずいぶんと減った気がします。
反面、大きく値崩れしていないデッドストック、ヴィンテージは健在だったり。
思い返せばキャンプをはじめたきっかけは『こんな色あんの!?』と冬に子どものスキーを買いに行ったスポーツ店の端っこに置いてあったターコイズのクーラーボックスを見て物欲破裂。
これが 2014年、Fender U.S.A. のではなく、コールマンのアメリカン・ヴィンテージ・シリーズにヤラれ、クーラーボックス購入がきっかけ。
今となっては完全にオブジェになってますが。
クーラーボックスに限らず、キャンプ道具は同じ用途でも本当に様々で車で行くのか、バイクで行くのか、徒歩なのか、山に行くのか、季節はどうなのかとシチュエーションに合わせたセレクトが必要になりますよね。
ある程度経験を積んで最終的にバイクでキャンプ、というのが当初の目標でしたが、諸々と必要なモノと二輪で運べるサイズになるモノ、事前によく調べたつもりでも実際に使ってみて知ることも多く、セレクトを誤っては買い直し、買い足し、なんだかんだでバイクで行けるまでに 10 年近くかかってしまいました。
『良いモノを最初に揃えてしまえば買い直すことはない、もしくは少ない』
ということを楽器で学んでいたはずなのに違うジャンルではつい繰り返しがち、というなんともマヌケな行動もありましたが、色々あって今があるので良しとします。
ということで、今回は私の趣味丸出しのようですが、キャンプ道具のセレクトと楽器、エフェクターのセレクトはとても似ている、ということを趣味寄りぎみで書きたいと思います。
キャンプ道具全般ってかなり楽器、機材のセレクトに似てて好きなのですがそっちもそっちで新しいモノが出たりハイテク化してたりとキリのない世界です。
でも野営で実際に使う、となると荷物に限りがありますもんで持っていくのか持っていかないのか、そもそもそれは必要だったのか、ノリで買ってしまっただけなのか、ひとつのモノの工夫でなんとかなったんじゃないか、とか実際に使ってみたらこっちだけで良かった、なんてモノも出てくるわけで。
必要なくなったら売れる、というのも同じですが、極力最短ルートでベストギアに辿り着きたいものですよね。
結局、こういうモノがあるという知識とよく考えるということが重要、それに尽きると自分に言い聞かすしかありませんが、なかなか衝動を抑えられなかったり、どうなんだろうが気になって買ってしまったり、キャンプ道具、エフェクター、どっちにもありますよね、多分。
結論、やってみて必要と感じたら導入、がいいんじゃないかと思うんです。
逆に言うと不便を感じていないならそれは必要ではない、とも言えます。
ここからがようやく本題です。
お問い合わせで『必要ですか?』と頻繁にいただくのが、ジャンクションボックスとスイッチャーです。

ジャンクションボックスの場合、タイトなボードで使用時のシールド接続に難あり、という場合は必要になりますが、エフェクターに直接接続できていて抜き挿し時にもスペースに余裕があり、そこに不便を感じていなければなくても問題ないモノでもあります。
長い目で見るとシールドの抜き挿しが多い部分はジャックの劣化の要因になりますので機材の保護、という役割もあると考えています。
本体に不具合が出るよりもジャンクションボックスで抑える、といった見方です。
あると便利、これはキャンプ用品で言うところの小物収納ケースにあたるのではないかと。
ライト系なんかは裸のままでザックに入れると中で何かとぶつかって傷がついたり、どこいったっけ?となったりしますが、まとめられるケースに収納しておくと使う時もすぐに見つけられて便利、中身も守れる、なんとなく似ていると思います。
専用スペースを設けてライトはここって決めたポケットなんかがあれば絶対必要ってわけでもありませんので。

続いてスイッチャーです。
シンプルに ON/OFF が手前に配置したスイッチャーでできるようになるダイレクトのみのモノもあれば、ループ内のエフェクターの ON/OFF の組み合わせをたくさんプリセットできるプログラム可能なモノ、プログラム可能なモノはだいたいダイレクトにもモード切換で対応可能です。
音質面では直列時、数が多いことによる劣化を防ぐ、という役割もはたしてくれます。
こちらもあると便利ではありますが、複数個同時に切換えることはない、ですとか現状本体の ON/OFF 操作で位置的にも事足りている、音質の劣化をさほど感じない、という場合は必要ないかと思います。
これはキャンプ道具で言うところの…、…なんだろう。

似ていると言っておきながらスイッチャーはキャンプ道具に思い当たるところがどうも出てこないので、エフェクターボードのサイズ選定に移ります。
ありがたいことにどういうボードにしたらいいのか、お持ちの機材をお知らせいただいてどれとどれを組み合わせたらいいのか?というお問い合わせもいただきます。
これはキャンプ道具同様、持っているモノは全部持っていくとはならないですし、移動を考えると厳選して実際に持って行けるのか否か、を考えるのは重要かと思います。
利便性は良くとも重過ぎて持ち出せない、その結果、使わなくなってしまうというのはもっとも避けたいところですので、いかなる場合も厳選は重要かと思います。
ソフトケースのペダルトレイン、ギグケースの mono case、ハードケースのアルモア、この点、エフェクターボードはもう完全にザック系ですよね。
リュックでもいいですし、ボストンバックでもいい。もしくはコンテナ。
必要なアイテムを移動できるようにシチュエーションに合わせて収納するモノ、です。
大き過ぎたらスペース持て余しますし、小さ過ぎると入らない。
移動手段と持てる重量も考慮しないといけない。
入れるかどうか迷っているエフェクターがある方は使う頻度、場合によっての必要性、他で代用できないかなど、ここにも厳選セレクトへのヒントがあると思います。
あくまで機材は使う方がメインですので、ご使用状況、コアとなる機材は事前に決めていただいてご提案させていただいております。
車移動の時はメインボード、徒歩移動の時は少数精鋭のサブボード、シチュエーションに合わせてボードを変えるという方も実際に多いです。
エフェクターボードもキャンプもスタイルは人それぞれかと思います。
やりたいことをやりたいようにするためにはどうするのが一番良いのか、そういうお手伝いができたらいいなーと続けておりますのでお困りごとがございましたらいつでもお気軽にお問い合わせください。
と、ここで冒頭の文章に順に戻っていただきますと、
・続ける人もいれば辞める人もいる
・待てば通常価格で買えるモノもあれば、価値に変わりないモノもある
・見た目から入って衝動買い、ハマるきっかけはそれぞれ
・楽器は一人でもバンドでも宅録でもライブでも基本楽しい
・自分のしたいことに納得がいくまでには時間がかかるもの
・良いモノを永く、最初の出費は多くともトータルでは抑えられる
やっぱ楽器関連と似てるなーと思うんですよね。
★おまけ★
超進化したなーと今年数年ぶりに買ったキャンプ道具を載せておきます。
・Coleman / Hanging E-LIGHT

最大 250 ルーメン(マジ明るい)、充電式。
メインのライトとして充分のみならず、OUTPUT もあるので簡易的なモバイルバッテリーとしても使えて 130g という軽量さ。
重くてさほど使う機会もなかった単体のモバイルバッテリー、電池の予備を持っていかなくてもいいうえに軽量コンパクト。
けっこうな軽量化、ザックのスペース確保になりました。
あとはどれほどの寒さに耐えられるのか、ですね。
バイクで行くとテントが狭いのでそこに暗さが加わると滅入ってくることもあるので、明るいライトは必要、とものすごく久々に買いました。
余談ですが、ライトの明るさ、という点では暗過ぎても明る過ぎても困るってところはパワーサプライかと思います。
高過ぎず、低過ぎず、ちょうどいい電圧のがいいし、明るさ調整ができる点は電圧が変えられると便利ってところと似ていると思います。
シチュエーションに合っていたら何個もいらない、頻繁に買い換えるモノでもないですしね。
キャンプで楽器の話ができたら楽しそう。
(基本ソロなので終始無言)
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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。『全都道府県に製作実績を』を目標にしておりますので、日本全国よりご相談、ご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。