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最近の製作例 – ARMOR / PS-3C –

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

まもなく公開の鬼太郎の映画が激しく楽しみです。ハラハラ。

さて、今回は最近の製作例です。東京都、岡本様のエフェクターボードを製作させていただきました。ペダルトレインが続いておりましたので久々のアルモア、製作のご依頼、本当にありがとうございました!

少数精鋭とはまさにこういうボード、という厳選されたセレクトです。

2P-booster と操作性

まずは正面からです。

Xotic / Ep-booster が2台入っているのが見えると思います。

ずいぶん前から 2P-booster と呼ばせていただいているこの仕様、接続位置は一台目がチューナーの次、ゼロで常時 ON、ここで良い感じになった信号に後のエフェクターがかかっていき、二台目は最後でブースト、もしくはさほどつまみを上げずに常時 ON でも激しくナイスです。

Ep-booster は 18V 供給で本領を発揮し、2 台あると容赦なく抜ける音になるのが特徴です。

strymon / Ojai R30 は DC端子 2 口が 9V、12V、18V で切り替えが可能ですので、ともに Xotic / Ep-booster に 18V 供給、前に出過ぎてしまう場合は電圧を落としてのパワーサプライによる調整が可能、ハコの状況、バンドの状況を見ての調節ができます。

Ep-booster は頭の方と最後の接続なのに 2 台隣り合って並んでいるのが今回の肝です。

「ブースターとして使いたいので真ん中にあるのは操作面から嬉しい」ということでこちらのパターンをお選びいただきました。

今回のレイアウトは 2 パターンあり、もうひとつは接続順どおりに並べてジャンクションボックスを使わない、抜き挿しは問題ないのですが、横並びサイズの凸凹が目立ってしまう、そんなレイアウトでした。

ジャンクションボックスがあるとペダルの位置、接続順にとらわれず左端よりも中央でブースト ON/OFF、操作性を優先させることもできる、そんなメリットもありますね。

続いて左側面、右側面からです。

エフェクターボードがアルモアですのでフチのようなヘイがあります。

開けてそのまま使える向き、をご希望でしたので後段にくるパワーサプライ、ジャンクションボックスはかさ上げしてかわしております。多くの方がこの向きをご希望されます。

背面、高めのステージですとお客様から見えるのはこの向きですね。この角度から見るボードが私は好きです。

接続順について

#1. HNEBD / IN & OUT BOX / IN

 ↓ switchcraft / Flat L-Flat L : 16cm

#2. peterson / STROBO STOMP HD

 ↓ switchcraft / Flat L-Flat L : 10cm

#3. Xotic / Ep-booster (RIGHT)

 ↓ switchcraft / Flat L-Flat L : 32cm

#4. KarDian / NITROGLYCERIN M6

 ↓ switchcraft / Flat L-Short S : 25cm

#5. UNIVERSAL AUDIO / Del-Verb

 ↓ switchcraft / Short S-Flat L : 44cm

#6. Xotic / Ep-booster (LEFT)

 ↓ switchcraft / Flat L-Flat L : 40cm

#7. HNEBD / IN & OUT BOX / OUT

Total. 167cm

パワーサプライ接続位置について

Xotic / Ep-booster が 2 台ある場合はどっちが先に来た方がいいか、比較するんですよね。

キャラクターは同じでも個体差、音の違いは多少ありますので音の違い、電源の実測値に違いがある場合(ほとんど)は電源端子位置による違い、これらを比較して判断後、音の傾向のお好みをお伺いした上で決定します。

今回はたまたまパワーサプライの端子の左右、Ep-booster の左右の位置が同じですのでどっちかを切り換えたい場合はわかりやすい配列になりました。

Ep は電源の電圧が高い方が先頭に来た方が聴感上、良いと考えております。

レイアウトと現物合わせ

事前のレイアウトはこんな感じでご提案させていただいております。

上のが接続順どおりでジャンクションボックスなし、下が今回の製作パターンです。

UNIVERSAL AUDIO はこれまで現物を扱ったことがなく、寸法、ジャックの配列的にFlat L プラグの使用が厳しそうで Short S になるかもしれません、ということを事前にお伝えさせていただいておりました。

現物で接続してみるとやはりサイズ的にアウト、向きを変えてもかわせなかったためShort S プラグに変更させていただきました。

半ば強引に接続して入ったとしても長い目で見ると故障の原因となりうる部分ですので、端子類は安全な接続が第一です。

しかし KarDian / NITROGLYCERIN のアニバーサリーモデル、UNIVERSAL AUDIO / Del-Verb、どちらも強烈に良かったです。製作に伴う必要なチェックとは言え、実際に経験させていただき本当にありがとうございました。

と、こんな感じで製作しております。

ご感想をいただけました

ご感想をいただけましたので合わせて掲載させていただきます。

「ボードは大変満足しています。私の疑問に対して丁寧な回答は大変ありがたかったです。」

岡本様、製作のご依頼、機材のお買い上げ、本当にありがとうございました!

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★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

 

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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