ブログコンテンツ

このフレーズ、どう弾きますか?

山脇オサムです。

「意外とC難度」

このカッティングフレーズ、どう弾きますか?

テンポ的にはオルタネイトストロークで弾くくらいのテンポです。(BPM90くらい)

6弦の解放弦とコードを完全に分けて弾きたいんですけど、ピッキングでやろうとすると意外と難しいんですよね。

ダウンストロークだけだと出来るんですけど、オルタネイトだとどうしても6弦解放だけヒットするのは難しい。

特にアップストロークでそれをやるのはウルトラC難度です。

僕はよく自転車に乗るんですけど、未だに手放し運転をやりたくなるんです。学生の頃は余裕で出来てたんですけど、今やると意外とC難度で怖いです。

それで転けようもんならかなり赤っ恥ですよ!チャリンコで転ぶ37歳にはなりたくありません!

「押し弦でミュートをかける」

脱線しましたが、こういうフレーズの時はストロークでどうこうするのではなく、押し弦の方でミュートをかけなきゃいけない、という事なんです。

具体的には、6弦解放を弾くときは1〜5弦はコードフォームの形でミュート。弦に軽く触れておくだけ、という状態ですね。

この状態でストロークをすると、すべての弦に触れたとしても6弦解放だけバシッと鳴ります。

逆にコードを鳴らすときはまずコードを押し弦します。その状態で今度は親指をネックの上からちょっと出してネックを握りこむんですけど、その時に親指で6弦をミュートするんです。

そうすると大きくストロークしても開放弦は出ずに、押さえてるコードの音しか出ないんです。

この2つを繰り返すと、解放とコードを完全に分離させて弾くことができるんです。

ストロークでも多少はコントロールするんですけど、基本は押し弦でコントロールする感じです。


こうなると常にオルタネイトストロークをキープできて、リズムも安定して、さらにサウンドにも勢いが出るんです。

6弦解放も、ストロークで出すのとブリッジに固定して普通にピッキングするのとではサウンドが全然違うんですよね。

カッティングにはこういうミュート方法がかなり重要になるので、ぜひチャレンジしてみてください。

■このカッティングフレーズはこちらで解説しています
(ダウンロード版とDVD版があります)

 

関連記事

  1. コードを爽やかにしたい時はこの音を使う
  2. ケイジドで一番使いにくいGフォームを攻略!
  3. Eコードを激変させるこの1音の存在感がエグい。。。
  4. 実践的なコードワークに必要なシェイプ
  5. C6とC13の違いって何?
  6. バンドマン必須!?カポに頼ったコードアレンジ
  7. 混じりっけなしの超純粋コード
  8. 音を広げるテンションコードの使い方

最近の記事

PAGE TOP