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音を広げるテンションコードの使い方

山脇オサムです。

テンションコードは知れば知るほど面白いですね。

「こんな響きがあったの!?」とか「あ、これあの曲の響きだ!」というのがよくあります。先日も「これ風の谷のナウシカのヤツだ!」という大発見がありました。

しかもそのテンションコードのボイシングを変えると、要するに構成音は同じままに配置だけ変えると雰囲気がさらに変わるんですよね。

例えばC△7(9)。

これはC△7にテンションの9thを付けて下さい、というシャレオツなコードです。構成音自体がすでにシャレオツなのでどう弾いてもジャケットが似合っちゃうんですけど、このコードをさらにシャレオツにする押さえ方がこちら。

■コードのレシピ〜中巻〜よりC△7(9)

これ、めちゃめちゃいい感じです。実際に弾いてみて下さい。

何とも言えない音の広がりがありますよね。おとなしかった娘が急に垢抜けちゃって同窓会で妙に脚光を浴びるあの感じです。

ちなみに僕はいまだかつて同窓会に出たことがありません!だっていつも年末なんだもん!

このコードのどこがシャレオツかと言うと、

・4弦10FのR(ルート)
・3弦7Fの9th

この2つの音が1音違いでハモってるところです。

1音違いのハモリって際どいと言えば際どいところなんですよね。そこだけ聞くとちょっと不安定です。

でも全体で聞くと音の広がりがを出すのに最高の仕事をしてくれるんです。これは使えます。

なのでKey=Cの曲であれば、ちょっとしたタイミングや歌の隙間で出てくるCコードをこのC△7(9)にアレンジすると曲の雰囲気を変えることができます。曲の最後のコードに使っても良いですよね。

オススメなテンションコードです!

■テンションコードをマスターしよう!

 

 

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