
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
北海道感のない気温が続いており海行くにはいいな、と思ってたのに結局暑過ぎて行かず、お盆を過ぎてしまいました。
さて、今回は無事完成させることができましたが、ちょっとこの差は大きい、と思いましたので、もんのすごいピンポイントですがいつか誰かの役に立つかも知れない、今は私の役にしか立っていない…かも、というだいぶマニアックな内容です。
レイアウト図を描くにあたってエフェクター、エフェクターボードのサイズはメーカー表記の情報を元にしております。
現物で採寸すると概ねそのとおり、ということがほとんどで大きな問題になることはないのですが、ミリ単位で入る、入らないという場合、限りなく正確なサイズを知りたいわけです。
エフェクターに関しては輸入代理店の表記と海外サイトの表記が同じ単位の mm でも異なることがあったりするので、ネットでマニュアルが見れるモノはそこの寸法を元にしています。
そこからサイズをまず描いてスクリーンショットした本体画像と描いたサイズを重ね合わせることで、最大突起物を含む表記がないモノも含んでるのか含んでないのかが予想がつく、そんな感じでデータとして保管していってるわけですね。
私がもっとも好きなエフェクターボードのアルモアももちろんサイズ表記があり、図面が見れるモノまであるのですばらしいのですが、今回の製作 PS-Light だけ違ったんですよね。
表記は他のシリーズと同じ『有効内寸』でしたのでこのサイズか、とメーカー表記の W420 x D300 x H70 mm で寸法出し、レイアウト図を描いておりました。
機材お預かり後、実際にそのとおりに並べてみるとなんか違うぞ…、となりちょっとヒヤッとしまして。
そこで採寸したボードサイズは W415 x D295 x H63 mm。
枠があるため、マジックテープ(メス)の貼られている範囲は W372 x D252 mm。
枠内に収めるにはメーカー表記よりも幅が 48mm、奥行も 48mm、マイナスの数値でした。
無事収めることはできましたので良かったですが、ガチガチタイトにレイアウトしていたら今回ばっかりは危なかったな、ということでもしも PS-Light でご検討中の方がいらっしゃいましたら実際のサイズ、枠内のサイズはこんな感じです、というお話です。
たまにこういうことはありますので、メーカーさんに文句とか、そういうお話ではなく、やはり何事も実体験が大事かと思います。
ARMOR / PS-Light はサイズ感も質感も重量感もとても良いボードです。
持った感じも新感覚、完成したボードは近日掲載予定です。
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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
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