山脇オサムです。
とても効果的なテンションの覚え方をご紹介します。
これができればコードフォームを覚えなくても自分でコードアレンジができます。
その方法は、「1度・3度・5度・7度」のコードトーンを基準にして隣り合った音を覚える、というやり方です。
この表を見ると一目瞭然。
この表は、低いC(ド)から1オクターブ上のC(ド)までを12分割した表です。
分かりやすくギターの指板で考えると、5弦3FのCから5弦15FのCまでの間にある12フレット分の音をそれぞれ書いています。
いわゆる「スケール」というのは、この12個の音から曲や場面にあった7〜8個の音を選んで作ってるんですね。
で、その中でも最も重要なのがコードを構成している音、青色の「コードトーン(1度・3度・5度・7度)」です。この音をせーので鳴らすとCコードになります。
1度・3度・5度・7度以外の9・11・13がテンションの音になります。(場合によっては♭や#が付く)
なのでこの表を使うとテンションの場所が覚えやすいんですね。
例えば、
・M3rd(3度)の半音上は11th
・P5(5度)の半音上は♭13th
・1度の半音上は♭9th
みたいに。
別にマイナーコードで覚えたっていいですよね。
・m3rd(3度)の半音下は9th
・m7th(7度)の半音下は13th
みたいに。メジャーだろうがマイナーだろうが同じことですからね。
こうやって覚えておくと、C△7とかCm7みたいなシンプルな4和音コードからどんどん展開することができるんです。
だって、11thが分かればその半音上は#11thって分かりますし、♭13thが分かればその半音上は13thって分かりますもんね。
コードトーンに隣り合った音を覚えるだけで後は芋づる式に分かってくるんです。
だからC△7(9)というコードが出てきても、
「9thは1度の1音上だからここを弾けばいいんだな。ってなるとこういう押さえ方になるのか!」
と自分でコードを変えることができるんです。
先日家族でディズニーランドに行ったんですけど、アトラクションの場所を覚えるのにこの方法が大活躍しました。イッツ・ア・スモールワールドの隣はプーさんコーナーとか。
10:00〜20:00までみっちり遊んだので相当ヘロヘロだったんですけど、ホテルの部屋に入った瞬間3歳の息子が「よし、じゃあ鬼ごっこしよう!」って言ったのにはビビりました。ある意味一番鬼だな!っていう。
隣り合った音を覚えるのはコードの中身を理解することにも繋がるのでかなり効果的なんです。