
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

先週、ベランダのさくらんぼの木が冬を越して元気であった、と書きましたが再び見てみてびっくり、短期間で枝からすぐのところに花が咲いており、予想外過ぎて、おわっ!と声が出ました。
さて、今回は両面テープでのボードへの固定方法についてお問い合わせをいただきましたので、その貼り方、剥がし方のコツについて合わせて書いてみたいと思います。

これですね。
エフェクターとボードの固定はマジックテープのオス/メスが基本ですが、マジックテープ部分で 3.5mm 前後と案外高さが出てしまうものです。
当然、そこをふまえて考えるわけですが、部分的にかさ上げをする場合、どうしても数ミリでも高さをおさえたいところがあったりします。
・上にエフェクターを積む前提のジャンクションボックス
・そのジャンクションボックス上のエフェクター(主にチューナー)
・かさ上げ台
これらの部分は状況によって、マジックテープではなく超強力 両面テープで固定することがあります。
■ ボードとジャンクションボックス
■ ジャンクションボックスとチューナー
2 カ所でマジックテープだと約 7mm。
超強力 両面テープは厚みが 1.1mm のタイプを使用しておりますので2 カ所で約 2.2mm。
トータルの高さを 5mm 弱も下げられるというのはひじょうに大きいんですよね。
入換する可能性があるエフェクターとかさ上げ台とはマジックテープ、かさ上げ台とボードの固定には超強力 両面テープで組み合わせることもあります。
この両方がマジックテープだと小さいサイズのペダルでは結構グラつくこともあるため、安定感が出るのはかなり大きなメリットです。
デメリットは
・加工が大変
・剥がすのが大変
・超強力 両面テープは再利用ができない
です。

超強力 両面テープはなんとなくガムっぽいと言いますか、けっこうフニャフニャしております。
厚みもあるモノなのでハサミでまっすぐ切るのはひじょうに難しく、カッターでカットがマストです。
カッターを使うにも両面テープなので切る際は一度、剥離紙に軽く貼る必要があります。
貼るというよりも軽く置くイメージです。
剥離紙は剥離紙として販売されていると思いますが、そんなに大きなサイズは必要ありませんので、うちではマジックテープを貼った後の、運送会社の送り状や時間指定シールなどで出た剥離紙を保管しておいて、両面テープを使う分ノギスで測って当ててカットしています。こうすることで綺麗に細かいサイズに切り込めます。
超強力 両面テープはそこそこ高いのでムダなく使う分だけ、ロスなく使い切りたいモノです。
超強力、というだけあって一度貼ると貼り付く力は本当に強力です。
熱を与えると剥がすのは楽ですが、エフェクターに熱は避けたいのと、万が一、粘着ノリが溶けだすとそれを綺麗に剥がすのも恐ろしく大変なので使用せず。
以前は隙間からコーキングヘラをズブっと挿して部分部分に隙間を作って剥がしておりましたが、これにもけっこう力が入ります。
力はある程度必要なのですが、もうちょっと簡単に剥がす方法は『ねじる』です。

まっすぐな方向で剥がすのは力任せにやると血管切れそうでムリってなりますが、ねじる方向の力にはわりと弱いようで、少し動いたら力を弱めてさらに徐々にねじっていくと安全にヌラッと剥がれます。
最後までフルパワーですとケガするかもしれませんのでご自身でやってみよう、という方はご注意ください。
この超強力 両面テープは素材上、フニャフニャですので貼り直しが効きません。
固定したいモノに貼ったらもうその位置、ちょっとズレた、って時もよほどふんわりのっていない限り、剥がす時は伸びて使えないサイズになってしまいます。
そのため、貼る時は一発勝負、剥がす時は伸びてダルダルになる感じですので再利用はできません。貼り直しが必要な時は加工から再製作になります。
剥がす際はノリを残さず綺麗に剥がれますので、その点はとても良いのですが、貼りも剥がしも大変で高額、実にワガママな仕様なんですよね。
それでも数ミリ下げるためには必須なモノです。
★ おまけ ★
冬を越して突然開花の図。

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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。『全都道府県に製作実績を』を目標にしておりますので、日本全国よりご相談、ご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。