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仮組時の時間と体力の節約方法

ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

最近は、以前製作させていただいたボードの入れ換えや追加のご依頼が続いています。

一部入れ換えの場合は、すでに完成したエフェクターボードから変更するわけですから、わりとビタビタにマジックテープで固定しているところから剥がして全体的に場所をずらしたりもします。

追加の場合は空いているスペースに組み込んだり、場所によってはパッチケーブルの長さ変更や追加製作も必要になります。

今回は、一度は完成しているボードの変更ってどうやっているか?ってお話です。

変更に限らず、でもありますが。

仮ハメオスにはマスキングテーピング

依頼してくださる方々のボードは基本ビタビタなもので、そのまますんなりとはケーブル類が抜けないようになっています。物理的に。

過去にあったデモボードを例に。

寸法を出してレイアウトを決めているので収まりはしますが、現物は浮かして接続、詰めて配置、最小限のスペースでだいたいが密です。ほぼパズル。

仮にコレの一部入れ換えの場合は、エフェクターの片側を浮かしてパッチケーブルを抜いてからもう片側、DCケーブルも抜いてエフェクターを取り出す、という作業になります。

入れ換えるエフェクターは、ケーブルの長さなどを確かめるために仮でハメたり外したりするのですが、エフェクターがマジックテープでベッタリくっつかれると私の体力が持ちません。

ですので、「ここで完全固定だな」となるまでは、エフェクター側のマジックテープ(オス)部分の大半にマスキングテープを貼っています。

大半、というのがキモですね。微妙に固定される程度です。全面に貼ってしまうとツルッツルに動いてしまうのでスベらない程度で。

こんな感じに。

こうすることで手軽に仮配置ができるので、時間と体力を温存できるわけです。

もんのすごく地味ですが、本当に、本当にものすごーく楽になります。

余談ですが、スイッチャーとかワウとかをずらさなきゃいけない時、「大きいサイズのはマジで剥がれんの、コレ… ?」って時があるんですよ。ちょっと休憩って席を外したくなるくらいに。

そういう時は、定規とかナナメに薄い硬めのモノを端からズリズリと滑り込ませて角の一部から徐々に剥がしたりもします。

一角がある程度浮くと、ベリベリベリと剥がしやすくなります。

マジックテープって密着時間の経過とともに固定される力が強力になっていくんですよね、経験上。剥がすのは張るよりもはるかに大変です。

ということで、一手間加えることで楽になる、というお話でした。

仮で並べてこんな感じかなー、あんな感じかなーとご自身でやってみたい方にもおすすめです。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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