

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

久々に風邪をひいてしまい。強風注意報で4月のキャンプも行けず。今年も高原キャンプ場に行く機会を逃し続けてしまいそう。家ではセルフ隔離でコットで寝ております…。
さて、今回はバンドで使っているエフェクターボードのブースターがどうもしっくりこず。
一人の時は良くとも、バンドの中で聴くと音が硬くなって弾きにくくなる。
そんな感じでいろいろと試していた中、とてもしっくりきたのがコレでした、というお話。
MXR x Analog.Man / Duke of Tone、国内発売は2022年10月。
最新ではないけどもそんなに昔でもない MXR CUSTOM SHOP ラインのモデルです。

Analog.Man のアナログ・マイクさんと MXR カスタムショップでAnalog.Man / King of Tone を再構築、というモノなのですが、King of Tone では筐体内部にあったクリッピング方式を切換えるDIP スイッチを Duke of Tone では外にトグルスイッチにして瞬時に、手軽に、いつでも変えられるようになっています。
モードの切換は、
・コンプ感のあるオーバードライブ、“OD”
・ナチュラルで明瞭な “BOOST”
・ちょっとワイルドなドライブ感の ”DIST”
の 3 種類。
OD、DIST はどちらもがっつり歪むわけではないのですが、単体でも弾きやすい音になりますし、他の歪みと組み合わせてもとても良いです。
トレブルも痛くはないし、ミッドミッドしているわけでもなく、ローがブーミー過ぎることもなく、どこかが突出してここが、という特徴はないのに味気ない感じはまったくなく、物足りなさもない、なんだかどこも丁度いい、ちょっと他とは違う独特な印象です。
最終段でのブースターとしても、BOOST で使うと丁度いいところでおしてくれるので空間系の立体感が増して単純なクリーンブーストとも違う、音量で、というよりも奥行きのある音像でヌケてくれる感があってとても気持ち良い音になります。
単体クランチ、他の歪みと合わせてのモア立体感ドライブ、明瞭な音像のブースト、接続位置とセッティング次第でどこにあっても良いペダルかと思います。

このペダルはデフォルトではレベル設定がちょっと低いように感じましたが内部のトレブル・トリマーでその印象は変化します。
使うモードに合わせてトリマーも調整すると聴感上、心地良いポイントが出てきます。
VEMURAM / Jan Ray をお使いの方はだいたいそのままで気持ち良いのでトリマーはほとんどいじったことないって方も多いのですが、この Duke of Tone はトリマーでの最終調整が必要、って気がします。

激しくタイトに組んでいるエフェクターボードの場合、気になるのがエフェクターの入出力ジャックの位置と DC 端子の位置です。
エフェクターの IN と OUT ジャックが右と左なら DC 端子も左右どっちかにあってくれると DC ケーブルのプラグの頭はパッチケーブルのプラグ幅の中でだいたい収まるのでよりスペースをタイトにできるのに、DC 端子は筐体上部って多いんですよね。
MXR のミニサイズのジャックは正面から見ると IN が下で OUT が上です。
筐体サイズ的に、プラグが同じ高さでは向かい合えないので、左右のジャックは上下で中ですれ違っているわけですね。DC 端子は筐体上部。
tc electronic のミニサイズもジャック位置は MXR ミニサイズと同じなのですが、DC 端子は IN の上、筐体側面なのでボードの奥行きを必要としません。
バキバキタイトに組む際、大変ありがたい仕様になっています。
この 3 メーカーではジャックの飛び出しは片側 4mm ちょいと中間。
ミニサイズの元祖、Xotic / Ep-booster は IN が上で OUT が下なんですよね。
ジャックの飛び出しは片側 5mm 強 で DC 端子は筐体上部。
数ミリの違いですが、筐体からジャック部分の飛び出しにも各メーカー違いがあるので、筐体がほぼ同サイズのミニサイズでもジャックの位置、DC 端子の位置の違いでタイトな隙間に入る、入らないがあったりします。
MXR のミニサイズはジャックの飛び出しがもっとも短く、スマートなんですよね。
というお話。
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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。『全都道府県に製作実績を』を目標にしておりますので、日本全国よりご相談、ご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。