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十年前のデモボード

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

久々にひいた風邪が治って 23 日後、また新しい風邪をひく。それも重めのがようやく治りかけ、っていう今です。なんなんだ。

さて、HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 10 年経ち、10 年前はどんなだったかをちょっとふりかえってみたいと思いました。

屋号をつけてはじめるにあたって製作したデモボードはこんな感じでした。

ホームページはこのボードの完成をもって公開した…はず?と鼻っから記憶も曖昧ですが、それはおそらく風邪のせい。

2016 年製のデモボードから見る、過去と現在の違いの部分

当時はまだ写真はこういう風に撮ろう、とか決めておらず、綺麗に見える角度はどこなんだ?と試行錯誤していたように思います。

パソコンの写真フォルダの様子から。

背景シートの導入はまだ先なのでバックがそのまま床です。

中身を見ていくと個人的におもしろいもので、エフェクターではない部分を少し。

・ケーブル類の固定

現在と比較すると用途はまったく一緒なのですが、ケーブルを束ねるインシュロックとそれを固定するマウントベースが異なります。

インシュロックを通すマウントベースはけっこう見えるピースなので、よりかっこいいのはないもんかと探して、コレだー!というのを発見するのは数年後なわけですね。

マウントベースはモロに見える複数ピースゆえ、等間隔に配置したい、というのは現在と同じく。

パッチケーブルの角度、高さによって置けない位置があったりと、どこでどう等間隔にできるか、っていう部分が最初は難しかったものです。

かっこよくて質感、品質も良い、インシュロックとマウントベース、他には熱収縮チューブも現在はすべてヘラマンタイトンのモノを使用しております。

・かさ上げ材の変化

この頃のかさ上げは硬質スポンジ、硬質スポンジで高さが合わない部分にはゴムを場所によって変えていました。

硬質スポンジは厚さを変えるカットが難しく、この高さは硬質スポンジにはなくゴムしかない、とかもありまして。

既製品の厚み違いをそれぞれ数種類使用していました。

わずかな差でもフタがストンと落ちる、落ちないがあるので、よりその場で微調整できるモノはないかと考えた結果、現在は木製、または MDF 材になりました。

けっこうな量の硬質スポンジのかけらは現在木製かさ上げ台塗装時の刷毛代わりにしています。

これがまた便利。

・パワーサプライ、電源周り

パワーサプライは FREE THE TONE / PT-1D

AC アダプターが接続できて DC 供給も可能というところからのセレクトでした。

当時はスイッチャーの DC12V や消費電流の多いエフェクターへの供給は難しく、AC アダプター供給が必要な場合はこのサプライ、という感じでした。

現在は廃番になっていますが、コンセント口に接続されている小さい四角いのはFREE THE TONE / CUBY FA-9 という DC ケーブルが別になっている AC アダプターです。

iPhone の充電器的な形状で必要な長さの DC ケーブルを接続して使う、DC9V 500mA まで供給可能、というコンパクトで画期的なモノでした。

この頃、フルアイソレート、電圧変更可能、というのは VooDoo LAB くらいでしたが高い消費電流に対応するには 2 口使わないとダメだったり DC 端子の数と使用するエフェクターの数を考えると足りなかったり、なかなか悩ましいものでした。

上記に加え、軽量、コンパクトで高い消費電流も OK、足りないなら追加も可能、というパワーサプライはこの頃まだなかったんですよね。(B.S. : Before strymon)

レイアウト図は手描きであった

過去の写真を遡って見ていると、何パターンか撮った中から選んで使った、何かに使おうとしたけど使わなかった、そもそも謎、という感じがするのですが、このそもそも謎、に分類されるであろう写真がこちらなのですが、昔はレイアウト案は手描きでした、ということがわかるものです。

LIFE の方眼ノート、ひとマスを 3cm として寸法入れておりました。

入る入らないは四角で寸法入れればいいだけなのですが、レイアウトが決まって最終的によりイメージしやすいようになんとなく機材自体も描いていました。

手描きの頃は万年筆で描いており、裏ヌケが気にならないということでノートは LIFE だったんですよね。濃淡も出せて良いコンビでした。

現在は完全にパソコンです。

十年前からの工具

上記と同じ感じの中から、当時の工具一式と思われる写真です。

この写真のハンダゴテは逝きましたが、その他は現在も現役。

KNIPEX のニッパーに関しては切れ味も変わりなく。

こういう写真って過去と現在、ビートルズの赤盤、青盤みたいにも撮れますね。

たまにふりかえってみると新しい発見があったりしますね。

というお話。

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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

 


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