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機材に色味を合わせるケーブルをつくるの巻

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

今年は雪が少ないなーと思っていたものですが、数日でズッカリ降ってあっという間に例年どおりに。で、降ったり、溶けたりを繰り返していると車のタイヤとフェンダーの隙間に雪がたまって黒い氷と化していくわけで。そこにブーツで蹴りいれて丸ごと氷が落ちると快感、長靴だとただ痛い思いする罠。

そんなんで走っているとなんていうんですかね、メタリックでスペーシーなトランスフォーマーの変身する時?通る時?だったか、そんな音がするんですよ。…私だけか。

はい、今回は久々にケーブルスリーブを発注する機会がありましたので前々からやってみたかったのも合わせて仕入れてやってみた、っていう試作品な回になります。

題して、機材に合わせた色味のケーブルがあってもいいんじゃないか、っていう内容ですね。見た目と色合いって激しく大事だと思うんですよ。

白、でも汚れにくいように。

世の中、白いケーブルって iPhone や mac の充電ケーブル以外で使ってるイメージがあんまりなかったので、楽器用であってもいいんじゃないか、と沸々と、時に悶々と以前から思っていたんですよね。

なんであんまりないかってのは単純に汚れやすい、または汚れが目立ちやすいから、はたまたステージでケーブルがやたら目立つと微妙なんじゃないか、なんていうのが理由なんじゃないかと思ってますが、3つ目は無視して汚れにくくできないもんかと。

ゴムっぽさ剥き出しってな感じの以前の iPhone の充電ケーブルは時間が経つとやはりくすんでいってしまうものですが、比較的最近のケーブルはアミアミみたいになってますよね。くすみにくい、気がします。

ただの白いケーブルだと時間と共にくすむ、そこをくすみにくくする、これは楽器用ので再現するならばケーブルスリーブではないかと。

素材から撮れ、私。と毎回この文章を書いてる時にやっと思うわけですが、例によって途中経過はなく、完成品がこちらです。

白いケーブルに白いケーブルスリーブかけてプラグも白。これはテンション上がりますね、私が。

キャノン用のカラーリングも White を取り寄せたのですが、届いてびっくりの現物、めっちゃクリーム。

実はこれが最初の方で偉そうに題して、とか言ってたわりに思いっきり後付けなんですが、木材を使用した機材にピッタリなんじゃないか、っていうモノなんですよ。(正しくは、偶然ピッタリになったんですよ、です。)

それっぽくなってますね。硬派なイメージのノイトリックもこう見るとブッシング部分がなんかとろけてる感じに見えてきます。

なんか予想外にだいぶメルヘンな感じの着地になってしまいましたが、普通の色のキャノンケーブルも作れますよ、と一応宣伝しておきます。

ん、普通の色?

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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

 

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根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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