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老舗のディストーション、MXR distortion+

こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

エフェクターを初めて買ったのは中学生の頃でした。友だちから¥1,500で買ったIbanezのDS10 DISTORTION CHARGERというペダル。

でも当時はアンプで歪ませてたので、「アンプの方が音よくね?」っていうのが第一印象だったんですよね。今弾いたらどう思うんだろうか…。

その数年後、楽器店で働くようになってからは現物を生で見て、弾いて、聴いて、気に入ったら買ったり、好みが変われば売ったり、を繰り返してました。

なんでコレ買ったんかな?ってのはないんですが、「なぜにアレ売るか!?」って後悔はある、謎。

沖縄に(売れて)飛んで行ってしまったブースト付きのBuddaワウ…。忘れられません。

でも、MXRのだけは不思議と一度も手放してないことに気づきました。

デザインがいいことと、音に「なんか味がある」そんな理由なんですが、他とはなんか違うという所に魅かれる性分ゆえに、頻繁には使わないけどずっと持ってる、みたいな感じです。

ということで今回は先週のdyna compに続き、同じくMXRのdistortion+をご紹介します。

他とはなんか違う

あらためて弾いてみると、dyna compの時もそうでしたがやっぱり他とはなんか違う。

味のある良さ、これでしか出ない何か、漠然とした感覚ばかりでアレですが、昔ながらの音楽が好きな方にはグッとハマる「何か」があるのは間違いないと思います。

それでは現代のエフェクターと具体的にどこが違うか。

明らかに違うのはdyna comp、distortion+ともに、OUTPUTつまみが12時の位置(真上)だと、ONにした時の方が音量が下がってしまいます。

特にdistortion+は15時くらいの位置にしないとOFF時と音量が揃いません。

OUTPUTの設定が低いんですよね。

 

コレと比べると現代のエフェクターはレベル設定が高め、というか普通。12時前後でOFF時とほぼ同じになるのが普通の感覚ですよね。

わかりやすく歪むのはそれはそれでいいんですが、設定によっては音が潰れたり輪郭がなくなったり、耳に痛い音になるモノもあります。

そこをあえて意地悪な見方をすると、「使えるポイントが限られている」とも言えなくないと思うんです。

好きな音が出るのは正解

でも万人に対して100%の正解はないので、世の中にはたくさんのエフェクターがあるわけで。

ポイントが限られてもめちゃくちゃいいエフェクターはありますし、その音が好きならそれがその人にとっての正解なので、好きな音で選んでいいと思うんです。

なんでこういうことを書くのかと言うと、distortion+を色々いじってみても「使えないな」って音にはならない!と改めて思ったんです。

設定のポイントを探していい所にたどり着くのがつまみの楽しみでもあるんですが、たった2つしかないツマミなのに、どこを取ってもなんかいい。

この感覚がおそらく「他とは違う感」の何かなんじゃないかな、と。

野太く粗めなキャラクターではあっても、耳に痛くもならなければ、音の輪郭もしっかり残る。

ギターを変えればきちんとそのギターの音がする、つまり「エフェクターの音」に支配されない。

あくまで脇役的な存在だけど、あるのとないのとじゃ大違い。

 

メインも充分に張れるけど、出過ぎないベテラン名脇役なんじゃないか。

と、偉そうにディストーションの元祖のような神ペダルに私なんぞが言うのは大変おこがましいですが、アンプありきでエフェクターをちょっと足すとさらによくなる、っていうこの手のペダルが私は好きです。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

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