こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザインの根尾です。
ついに雪がつもりました。私の車は鍵のボタン操作でロックすると必ずミラーがたたまれてしまい、ボタン操作で開けるとミラーが起きるのですが、コレがこの時期、実に厄介。
雪が降らない地域の方々には想像しにくいと思うのですが、朝なんかはミラーとドアの隙間に雪がカタマリとなってびっしりとくっついてるので、たたまれた状態でこうなると非常に困るわけです。
で、雪を落とすブラシ的なモノがあるのですが、車内のそれを取り出すにもカタマリ挟まったままのミラーが無理矢理起きるもんで、雪でガガガっとなって途中で止まってしまうわけです。
たいして時間もなくそのまま気づかずに発進してしまうと、中途半端に開かれた右側のドアミラーには終始自分しか映らないという現象が起こるわけです。
なぜに自分と向き合って走らにゃならんのか。そんな朝でした。
冬場はミラーの開閉が干渉しない鍵穴に鍵さしての開閉にしなきゃダメですね。寒冷地仕様だからってこの辺も考慮してくれたらいいのに。
今回は MIDI についてのお問い合わせをいただいたので MIDI です。
MIDI を使うとどういうことができるか、という概要は以前の記事をどうぞ。
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お問い合わせは、MIDI 機器を複数台使いたい時の設定方法に困っている、という内容でした。コレ、ネットで検索してもあまりでてこない気がします。
基本は一緒なんですが、設定が一カ所ですまなかったり、そのエフェクターやスイッチャー、MIDI コントローラーなんかで設定方法が違うのでなかなか引っかからないのかなとも思います。
MIDI 対応のエフェクターが 1 つの場合はだいたい接続するだけで使えるのですが、2 つ、3 つと増えていくと接続するだけでは使えないので混乱すると思います。
実はこの時、MIDI コントローラー側も混乱しているわけですね。
MIDI 機器にはチャンネルというものがあります。複数台つないでもそのまま使えないのは、この MIDI チャンネルが合っていないためです。
ずいぶん昔ですが、SONY からダルマ型のリモコンが発売されておりました。テレビとビデオ 2 台分、スイッチの切り替えで操作可能、というユニバーサルなタイプですね。
SONY 製品ならそのまま使える別売りリモコンで気に入って使っていました。ちょっと記憶が曖昧ですが、SONY 製品のみならず、他社製品にもリモコン側の切り替えで操作できたような気がします。
SONY はそのまま使えるけど SHARP は設定しないと使えない。MIDI チャンネルもなんとなくそんな感じのイメージかなと思います。
MIDI コントローラーから送信するメッセージを受けるにあたって、 MIDI エフェクター側も何チャンネルで受けるのか?という設定が必要になってくるわけです。
MIDI エフェクターがひとつの場合は MIDI チャンネル 1 で初期設定されていることが多いのでそのまま受けることができる、ということですね。
このため、複数台の MIDI エフェクターをとりあえずつないだ状態では、基本的にMIDI エフェクター側はチャンネル 1 設定なので、複数台がチンプンカンプンに動いてしまうという現象が起きます。
MIDI エフェクターのメニューの中に “MIDI CH” 的な部分があると思います。エフェクターごとに異なりますので、詳しくはエフェクター本体の説明書をご確認ください。
ここでエフェクターごとにチャンネルがかぶらないように振り分けるわけですね。
MIDI エフェクターが 2 つあるのであれば 2 チャンネル、異なるチャンネル数で設定します。
メッセージを何チャンネルに送信するか?は MIDI コントローラー側で設定するので、まずは機器同士をひもづける「チャンネル合わせ」からしてあげます。
いろんなメーカーで使えるグローバルなリモコンもどのメーカーで使うのか?という設定をまずしないことには正しく機能してくれません。そんな感じですね。
チャンネルを合わせても最初の一台にしか動かない、という場合は MIDI THROUGH の設定が必要です。
これもエフェクター側で設定しますが、コントロールメニューに “MIDI TH” 的なところがあると思います。
MIDI THROUGH ということで、ここが OFF になっていると機器が接続されていても信号はいかないのでON にします。
MIDI OUT、MIDI THROUGH、キーボードの場合は使用状況によって使い分けますが、エフェクターの場合は MIDI コントローラーからの信号を送るのみなので、基本 THROUGH にします。
覚え方は「スルーにするー」でいいかと思います。
スルー。