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接続順のあれこれ 2 – 空間系 編 –

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

年々暑く、雨続き。北海道とは思えないモワッと感。

家にはクーラーがないので年中通して移動時に限りますが、冷暖房完備の車が地味に快適空間。

さて、先週に引き続き、ご相談の多い接続順について、今回は空間系に絞っています。

セクションごとに区切るとわかりやすいかと分けてみました。

画像は続き番号になっていますので、冒頭は先週と合わせてご確認いただけると嬉しいです。

一般的なセオリー

■ #6. コーラス → ディレイ → リバーブ

歪み系同様、一般的なセオリーどおりは言い換えると無難、ではあるのですが、空間系はとくにご自身の音を色づけて音色にする、そんな役割が強いと思います。

順番的には綺麗にコーラスがかかった音をディレイでこだまさせて、最週的にリバーブで広げる。

それぞれをうっすらさりげなくかけることで、あー、キレイと想像しやすい音ですよね。

リバーブは常時 ON であった方が一曲を通して違和感は出ないですが、コーラス、ディレイは常時かける、同時にかけるが常ではない方がポイントでインパクト出せるのでコーラスのみ、ディレイのみでの使い方が多いんじゃないでしょうか。

もちろんうっすら 3 つで音色をつくるもありです。

■ #7. ディレイ → コーラス → リバーブ

エフェクターはかけていく順番で印象が変わるものですのでディレイの後にコーラスをかける、というのも意図してされる方もいらっしゃいます。

定番とは少し違った広がりを複数個でつくる、というのもひとつです。

■ #8. ステレオ入出力対応の接続方法

ステレオ対応のエフェクターをステレオ出力で接続することでアンプを 2 台使い、より空間系の広がりをつくることが可能になります。

エフェクターによっては設定を変える必要があったりもしますので説明書の確認が必要です。

アウトプットが LR ある、複数使う場合は最終段で入出力に LR がある、アンプが 2 つある、この条件が揃えばこんなに広げることができるのか!というなかなかすごい音場になります。

バンド、アンサンブルの中ではセッティングに試行錯誤が必要になりますが、こんな方法もあります。

エフェクターボード的側面で言うとジャンクションボックスで出す場合は出力 2 つのタイプが必要になります。

■ #9. モジュレーションはフリーダム

なんだ、種類、個数が少ない説明じゃないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これまでの製作内容から傾向として多いのがコーラス、ディレイ、リバーブなんですよね。

強いて言えばコーラスがなくてフェイザーがプラスですとか。

複数ボードに置きたいという場合、こんな感じになると思うのですがやはり重ねてかける、というのが少ない、重ねると余計にボヤけちゃうってのもあってフェイザー、コーラス、フランジャー、トレモロは複数がけ効果を意図的にしない場合、さほど順番は重要ではないと思っております。

重ねた時、一応は無難にかかるけど全部かけはおすすめはしない、とも言えるかと。

たとえばですが、

・フェイザー→トレモロ
フェイザーでシュワンシュワンになった音をトレモロでぶん回す

・トレモロ フェイザー
トレモロでぶん回した音をシュワンシュワンにする

文字にするとこうなります。

どちらか、もしくはどちらもうっすらかけて意図して音色をつくるのはアリですがわかりやすい効果はそれぞれ単体の方が前に出るな、となると思うんですよね。

重ね過ぎることで音が引っ込む、遠くなってしまうのは避けたいところです。

こう見てみるとフランジャー、トレモロが単体で入っているご依頼はなかなかないんですよね。

どちらもおもしろいのですが、使用頻度考えるとなーってなる類。

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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

 


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