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最近の製作例 2024’ 6 – pedaltrain / metro20 –

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

車の温度計が 37 度になっており、熱だったら具合悪いぞこれ、と。夏も涼しくて快適な北海道感は年々薄れていっていますね。暑くてまいります。

ということで今回は製作例の回です。

東京都、岡本 様のエフェクターボードを製作させていただきました。製作のご依頼、本当にありがとうございました。

完成したエフェクターボードがこちらです。

少数精鋭、コンパクトで軽量なシンプルボード

エフェクターボードはペダルトレイン、メトロ 20 です。

接続順は右から左へ流れるシンプルな直列ですが、入出力を一カ所にまとめるジャンクションボックス、Limetone Audio / JCB-2S を右上に配置。


左側面からです。

nano、metro シリーズともに傾斜のないタイプのペダルトレインはパワーサプライ、strymon / Ojai を裏に配置するのは高さ的に厳しいためボード表面に置いています。電源ケーブルも通常のボード感覚で抜き差しが可能です。


右側面からです。

ジャンクションボックスがあるため、ギター、アンプへのシールドはともにボード上部より出ます。左右から出るよりも踏み換え時の安心感がある、そんなメリットもあるかと思います。


背面からです。

Pedaltrain とモデル名のロゴは手前と反対、両方にプリントされておりどっちでも同じか、と言うと実はそうではなく、中央レールの形状がこっそり L 字になっています。

おそらくですが、踏むに対抗する強度増しのため、このようなカタチになっていると思いますが強度はどちら向きでも充分あると感じているため、DC ケーブルの取り回し、エフェクターのDC 端子の位置によって機材に合わせて変えています。


裏面からです。

中央レールの側面と言いますか、そこにタイベースを貼り DC ケーブルを固定することで床面の接触を避けています。

使用する場所によって床は常に平らじゃないかもしれない、だいたい平らだと思いますが。ケーブル類の予期せぬ床との接触は避けたいものです。

エフェクターの裏面、レールの隙間から見える位置にはマジックテープは貼らず、いったいどうやってくっついているんだろう、という不思議な見た目にしたいのでボード変更などでペダルトレインになった時はペダルトレイン用の貼り方でやり直ししています。

見えない部分こそ綺麗にしたい癖。


岡本 様よりご感想をいただけましたので、合わせて掲載させていただきます。

『シンプルなボードでしたが、綺麗に収まるご提案をいただき理想的なボードになりました。他にも丁寧なご提案をいただき助かりました。私もメルマガを見ていますので、自分のボードが紹介されていると興奮します。笑
相変わらずエフェクターは沼ですね!しばらくは今のボードで落ち着きそうですが、どうなることか。今後ともよろしくお願いします。』

岡本 様、いつも本当にありがとうございます!

■ HNEBD 地獄通信 -お知らせ- ■

★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら

『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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