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譜面が読めないのに読めるフリ

ギターのレシピの山脇オサムです。

僕は譜面がとても苦手です。

自分の中のベーシックとしてあるのが「バンドマン」なんですけど、バンドマンって自分たちで作詞・作曲・アレンジ、全てをこなすので同じ曲をスタジオで何百回と練習するんです。

だからパッと思いついたアレンジを口頭で言ってすぐに再現しちゃうんですよね。

「そんな感じそんな感じ」って。

基本的にそうやって音楽をやるんですけど、そうなると譜面を全く使わなくなるんです。

何十曲あっても完全に覚えちゃってるので譜面がいらないんです。

もちろん譜面を使うバンドもいるんですけど、僕たちはレコーディング以外では使ったことがなかったんです

譜面は見てるフリ

僕が初めてバックバンドの仕事をしたのが25歳の時だったんですが(確かクールスのジェームス藤木さんのバック)、その仕事が本番前のリハーサルで「今日はこれもやるから」って事前に知らされていた曲とは全然違う曲を譜面だけ渡されて演奏するっていうまさかの展開になったんです。

僕、この時は譜面読めないですから。

リピートマークってなに?というレベルなので、おたまじゃくしなんか読めるわけもありません。

というか読む気がありません。

どうやって乗り切ろうかなーって考えてみたんですけど、耳の良さには自信があったので、リハーサルで演奏しながらリアルタイムで曲を覚えていったんです。

同時通訳のギター版みたいな感じで。

コードはすぐにコピーできるんですけどさすがにキメやブレイクは2回目じゃないと対応できないので、1回目は弾いてるフリをしてました。(誰よりもノリノリで)

で、2回目から合わすっていう。

一応譜面台も前に置いてたんですけどもちろん完全に見てるフリです。

コードと記号だけでも色々できる

こんな経験から「さすがにこれじゃマズイ」ってことで、それから譜面の猛勉強をしてなんとか最低限は読めるようになりました。

確かに譜面が読めたら便利です。

面白いですし曲の地図なので初めて演奏する人とでもすぐに合わせる事ができますし、逆に自分がアレンジしたものを相手がすぐ再現してくれるのも助かります。

ただ、譜面が読めなくてもコードとか記号とか分かってればそれで十分な気もします。

それだけでも色んなことができますし、音に対する感覚も良くなりますしね。

「読譜も重要だけど音に対する感覚はもっと大事!」

ということを譜面が苦手な僕が言っても説得力がないのが、今日のハイライトです。

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