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ライブでのプレッシャー

山脇オサムです。

家族で足こぎボートに乗りました。ペダルが予想以上に重い・・。全然優雅じゃない・・。乗り場に戻ってきたらもう汗だく。そして利用料金を払う。なんなんだこれは?

チョーキングにかかるエゲツないプレッシャー

昨日はライブでの演奏ポイントを書いてみました。難しい演奏ではなく自分の演奏レベルの、高くても70%くらいのところを目安にするとミスが減んじゃないかと。

それはぜひ意識して実践して欲しいと思うんですけど、ここで難しいのはシンプル過ぎても逆にダメ!ってことなんです。例えば、

「この曲のこのポイントで全員ブレイクするので、そのタイミングできっちり1音チョーキングを入れて下さい。それ以外は一切弾かなくてもいいのでそのチョーキングだけ確実にキメて下さい。この曲が成功するかどうかのポイントなので絶対にキメて下さい。弾き出すリズム、タイミングも正確に弾いて下さい」

こんなの言われたら絶対ミスるでしょ。笑

演奏だけを切り取ったら簡単ですよ。チョーキングだけですから。しかも弾き慣れた1音チョーキング。絶対弾ける自信がありますよ。それは問題ない。問題なのは、そこにかかるプレッシャーがエゲツないってことです。

普通のフレーズであれば演奏自体に良い意味での意識が行くのでライブでのプレッシャーも半減、ごまかせるんですけど、今回で言うとたったの1音だけなので演奏自体には意識はいかないはずです。

なのでその意識は全てライブでのプレッシャーに変わります。この一打で全てが決まる30cmのパターがめちゃくちゃ難しいのと同じことです。

もうドッキドキです。超ドッキドキです。そしてその緊張がピークに達して訳が分からなくなった瞬間!「チョーキングって何?」現象が起こるんです!これは怖すぎる!

(あれ?チョーキングってこのグリップでいいんだっけ?どの指でやるんだっけ?1音ってどのくらい上げるんだっけ?そもそも俺はここで何をしてるんだ?)

もうパニックです。あたま真っ白です。冷や汗ダラッダラです。演奏をシンプルにするのはいいんですけど、シンプルすぎるとこんな感じのぶっ飛び現象が起こる可能性もあるので注意してください。

昨日も言いましたけどライブハウスには魔物が住んでますからね。(たまに噛んでくる)僕がそれを感じたのは某有名アーティストのライブアレンジ。曲はほぼ全て弾き語りなんですけどサビの一瞬だけドラムのフロアタムが入るんです。ドーンって。

たったそこだけ。それ以外は叩かない。ずっと座って待ってるんです。シンプルなアレンジなんですけどプレッシャー的にはエゲツないアレンジだなと。笑でも一流は凄いですね。これ以上ないタイミングでドーンと鳴らして来るんですから。僕なんかお腹痛くなっちゃってAメロくらいで1回トイレに行きますね。

ライブ感溢れるバッキングトラックはこちら!

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