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シェイプを変えるとコードの雰囲気も変わる

山脇オサムです。

実力が試されるコードバッキング

ギターの花形と言えばやっぱりソロなんですけど、なにげに実力が試されるのはバッキングだと思います。

バッキングって本当に奥が深くてですね、1つのコードでもいろんなポジションで弾くことでどんどん表情を変えられるんですよね。

目立たないでんすけど、楽曲が気持ちよく聞こえるのはバックで鳴ってるコードが楽曲に対してベストな音の列になってるとか、音域がちょうど良いとか、そういう細かいアレンジが行き届いてるからなんです。

とくにコードのシェイプは大事です。

例えばメジャーコードで言うと、

6弦ルートEシェイプ

5弦ルートAシェイプ

5弦ルートCシェイプ(Dシェイプとも言う)

この3種類を覚えておくだけでもコードの応用力はかなり上がります。

それぞれのシェイプに特徴があるので、同じAコードでも「Eシェイプ」で弾いたり「Aシェイプ」で弾いたり「Cシェイプ」で弾いたりとその場面に合わせて選ぶことができるんです。

6弦ルートEシェイプの特徴はトップノート(コードで一番高い音)が1度の音なので安定感が抜群です。

5弦ルートAシェイプの特徴は、トップノートが5度の音なので少し固くて四角い音がします。

5弦ルートCシェイプの特徴はトップノートがメジャー3度なので明るさが強調された立体的で丸い音がします。

四角いとか丸いとか、僕の中のイメージワードなので分かりづらいかもですけど、好きなあの娘を想像する時と同じモチベーションで想像してみて下さい。

自分で考えてコードをアレンジする

こういう特徴が分かると、曲の最後を締めるコードは安定感のある6弦ルートEシェイプにしようとか、ポップな響きを出したいから5弦ルートCシェイプにしようとか、決められたコードをただ弾くだけではなくて自分でアレンジするという技が出来るようになるんです。(ここが重要)

このメルマガでもよく言うんですけど、ギターは基本的には和音の楽器で曲を弾くときでも8割はコードバッキングです。

なので自分でコードをアレンジするテクニックが身に付くと演奏のレベルがめちゃくちゃ上がるんですよね。

楽しみ方も変わりますし。

曲全体の8割を締めるバッキングを適当にしていてはギタリストとしては失格です。

ボクサーで言うとフットワークを怠ってストレートパンチしか練習していない状況です。

すき焼きで言うと割り下を雑にして肉ばかり狙ってる状況です。

漫才で言うと前フリを怠ってボケばかり連発している状況です。

え?例えがしつこい?

これは読者の心理を考えず自己満足に走っている状況です。

コードアレンジはとても大事なのでぜひ身に付けて下さい!

■いろんなコードを身に付けるにはこの曲がオススメ!

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