
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
先日、突如残りわずかな KORG のガチャが現れて microKORG は欲し過ぎると回したわけなんですが、4 回目で出たんですよ。
全 4 種のうち、運良くストレートで 4 種が出たのですが、よく見るとなんか 1 個違う。まさかのシークレットか!?となんか違うのを開けたらばキーボードではあるけど全っ然違うガチャガチャので。
店員さんに来てもらうと残りは全部その謎のキーボードガチャ。違うシリーズのが混じってるなんて予想外過ぎてスリリング過ぎ。
さて、今回はだいぶ前に先輩の SNS で見て『あ、いいなー』と思ってはいましたがなんやかんやで見て見ぬフリをしていたのを急に思い立ってプラスアルファ含めやってみた、という回です。
たまにリペアのご依頼もある SONY / MDR-CD900ST のお話。
私も長年愛用している超定番の SONY のモニターヘッドフォン、業務仕様ということでアフターも安心、パーツで揃えていって丸々作れるくらい、部分部分でのパーツ購入が可能です。
劣化が目に見えるイヤーパッド。ボソボソと剥がれて黒いカケラが出て広がってきます。
上の画像ですと右側がその状態、左側はその状態に加え破れて中のスポンジが見えちゃっています。
このままでも使えはしますが、ここまでくる頃にはクッション性も劣化しておりますので交換検討段階かと。
外すのは超簡単、つけるのはわりと簡単、くらいの難易度です。単純に同じミゾにはめていってピタッと装着する、という感じです。
ヘッドバンドも頭が当たる部分が同様にボソボソ剥がれてきますが、こちらの交換はハンダ作業が必要になります。
ヘッドバンドは配線と一体なんですよね。リペアのご依頼は主にここです。
戻りまして、イヤーパッドを外した状態です。剥き出し。
焦りはイカンですね。急に思い立ったので中の確認を忘れており。
今回は銀の丸、丸の中に丸だらけのドライバーユニット周りのウレタンリングはそのままです。
白い丸の中に 4 つの丸が見えると思いますが、そのネジを外すとこれまた丸いミクロングラスが入っています。
せっかく交換するならこれらもまとめてやった方がいい部分ではありますが、今回はひとまずイヤーパッドのみにしておきました。
この手のパーツって 2 個セットの方がわかりやすそうなものですが、SONY / MDR-CD900ST のイヤーパッドは 1 個単位での販売です。
これなんでかと言うと、右と左の劣化具合が必ずしも同じとは限らない…、からなんじゃないか、と予想しております。
同じ期間使っているのに破れているのは片っ方だけなんですよね。
破れたらさすがに交換したい、そんな時にも対応してくれるのは業務仕様ならでは、という気がしています。
で、プラスアルファがプラグ交換です。わかりやすく変化するので、気になるのが出てきたら試したい。
今回は VIABLUE、ドイツのプラグです。
ヘッドフォン同様、長年使っている iRig2 に合わせて 3.5mm に。
個人的には過去一、気に入りました。
生々しい、それでいて弾いていて気持ちの良いギターらしい音、これが明らかに明瞭になりました。
さらに良いのがですね、小さいのに見た目がゴツくて重そうなのに軽いんです。
これにする前は switchcraft のストレートステレオフォンプラグにしていたのでケーブルの細さに対してプラグが重い。そこが重いと巻いて片付ける時に暴れがち、重量があるので巻いた後、上にフワッとひっかけとかないと重力の負荷でケーブルの寿命が短くなりそうでなんかヤダな、って感じもあり。
安心して長く使えるのが良い、という考えなのでその辺も激しく良いな、と。
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら
『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。