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サイズ表記とレイアウト感、というお話

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

いやー、某カップヌードルの CM でまさかのフルーツゾンビが。過去一好きなガチャ、CM のも出たらいいのになー。

さて、今回はぼやきと言うか、なんでこうなんだろう、と長年思っていることを書いてみたいと思います。統一されてたら激しくいいのになー、というお話です。

メーカーさんの寸法表記のアレコレ

レイアウト図を描くにあたって各エフェクターのサイズはデータで入れています。

実機があれば採寸、ないモノはネットでまずはメーカーさんの製品ページ、そこに記載がなければ製品マニュアルを調べて寸法を確認しています。

ただ、そのとおりに入力してもなんかサイズ感、変じゃね?っていうのがたまにあるんですよね。こんなに大きい?こんなに小さいわけなくない?っていう。

たとえばですが Xotic / Ep-booster。

メーカーさん表記の寸法は 3.5” x 1.5” x 1.5” (89 x 38 x 38mm)。

実物で測るとジャック部分含め 48.2mm。

実際のレイアウト図で使用している図にするとこうなります。

10.1mm も違うと一大事です。私にとっては。

つまりはこのメーカーさんの寸法表記は筐体サイズなんですよね。

Ep-booster は塗装のあり、なしでも多少前後しますが、メーカーさん表記の寸法よりは幅がある、ということです。

最大突起部含まず、と書いてあると激しく助かるわけですが、書いてあるメーカーさん、書いていないメーカーさん、そもそも寸法表記のないメーカーさんもあったりします。

反対に最大突起部含む、含まず、両方の記載があるメーカーさんもあったりと、実に様々です。

高さもボードにベタ置きであれば基本入るものがほとんどですが、かさ上げするにあたってはミリ単位で調整が必要だったりと幅同様に知りたい部分で悩ましいものです。

あまり気にされない部分なのかなーとも思いますが統一されていたらすごいいいのになーと思っております。

極稀ですがメーカーさん表記の寸法と実機採寸でそこそこ異なる場合もあったり。

なかなか罠の多い部分でもあります…。

最大突起部のネック

寸法だけで出すとこんな感じか、というのも現物で合わせるとムムッとなるのが BOSS コンパクトです。

寸法だけの四角で見るとボテっとしていますよね。

電池交換時に指で回せるとても便利なつまみですがボードの手前で他エフェクターとツライチ合わせたい時、組み合わせによっては蓋が閉まんないんだよなー、と全体をネジ頭分、少し上げる必要がでてきたり。

綺麗に見える直線ライン

エフェクターボードは直線のラインがあればあるほど綺麗に見えるのでこの突起は奥行きに余裕がない時、けっこう悩ましかったりします。

あと背の高いエフェクターも手前過ぎるとスイッチ位置によっては蓋に干渉して閉まらなかったりもします。

そんな感じで寸法からだけのレイアウト図では仕上がりの印象が変わる場合もあるので、過去製作で注意が必要なエフェクターは地味にメモしています。

何事も実体験、実機で現物合わせが確実、というところですね。

表記の有無は目安のひとつって考えると納得。

結果的に解決だ。

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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

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根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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