ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
すっかり寒くなり、微妙に雪も降りました。ハンダを使う時は作業台の上に電気ストーブを置くので、右目だけパキパキになっています。
さて、中型~大型ボードの製作時には前もってDC端子の数が足りるパワーサプライを選択するのは当然なのですが、製作後に「ちょっと足したい、この時だけ足したい」みたいな時が出てくることがあると思います。
そんな時の保険というわけでもないのですが、「サプライ機能のあるチューナーを選んでおく」というのもひとつの手です。
パワーサプライは10個まで供給できるけどエフェクターは11個。
こんな時はチューナーのそれで対応できるわけですね。なんと便利。
さらにどっちもいける系のパワーサプライもあります。
とにかくコンパクトなボードにはメインのパワーサプライとして、大きなボードにはちょい足しの拡張用サプライとして。サイズ的にナイスです。
ちなみにコレらはどこに挿しても良いというタイプです。
厳密に言うと、エフェクターの挿す位置や相性でノイズの違いが出る場合もありますが、どこに挿しても通電、駆動はします。
ちなみに画像のはCAJのモノですが、DC端子の口はそれぞれ6個あります。
単体で使う場合は1個にACアダプター、あとの5個はDCケーブルでエフェクターへという感じで、挿す位置は問わずで使えます。
「挿す位置問わず」が拡張用として微妙にキモです。
こんな感じでコンパクトなボードの場合にDC端子を一口空けておくと、ここからDCケーブルでどっちもいける系パワーサプライに接続できます。CAJなら最大5個までさらに追加できるわけですね。
毎回使うわけではない、通常はコンパクトに収めたい、緊急用として使いたい、という方におすすめの方法です。