
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

先日、車の温度計が 36℃ となっており、震えました。蒸し暑い日もあり、年々北海道感が薄れていっている感じがします。
はい、先週、先々週とご相談の多い接続順について書いてみました。
今回はその位置で大きく変わるイコライザーとイレギュラーな接続方法で一旦このシリーズを終了としたいと思います。
前回同様、画像はつづき番号です。冒頭は先々週と合わせてご確認いただけると嬉しいです。
■ #10. イコライザー → オーバードライブ → ディストーション

■ #11. オーバードライブ → ディストーション → イコライザー

これはどちらでも OK なのですが、接続順の中でも大きく効果が変わる例かと思います。
エフェクターの効果をプラスしていく前に音色補正するのが前者、大元から揃えていきたい、最初の出音を整えたい用、といった感じです。
イコライザーではなくとも、例が毎度 Ep-booster でアレですが、Ep-booster を前段においてブースターとしてではなくゼロで常時 ON で使うのをイコライザー的に使う、と表現する理由がここです。
後者の歪み系の後段にイコライザーを接続すると歪み系の具合を事細かに攻められるようになりますので、この場合は歪み系とセット、といった感じです。
ボリュームペダルはハイ・インピーダンス仕様、ロー・インピーダンス仕様が記載されているので先頭ならハイ、エフェクターの後ならロー、ここを間違ってしまうと音に良くない影響がありますので使う用途で選びましょう。
たとえばですが、ボリュームで歪み具合を調整したい場合は先頭、歪み系の前でハイ、歪んだ音をそのまま小さくして使いたいという場合は歪み系の後ろ、かつ空間系の前でロー、ローだからといって最後、空間系の後ろに接続するとゼロにした時、残響音もバツっと消えちゃいますので注意が必要です。
■ #12. ファズ → チューナー

一部のファズはハイ・インピーダンスで受けないと本来の効果を体感できないモデルが存在します。
この場合はギターの直後に接続します。
そのため先頭付近にあるのが好ましいチューナー(バッファ内蔵の場合)はファズの後段、チューニングする際、ファズが ON だとハリが暴れますのでOFF にしてチューニング、で問題解決です。
■ #13. チューナー → ファズ

それはちょっとめんどくさい、という場合はトゥルーバイパスのチューナー、もしくはバッファードとトゥルーバイパスをスイッチで切り換えられるタイプにするとより問題解決できます。
チューナーのバッファ ON/OFF スイッチってなんのためにあるんですか?とも聞かれることがあるのですが、主にはバッファは必要ない、という時のためですが図のようにハイ・インピーダンスで受けないと、というエフェクターをお使いの場合はバッファ・オフでファズの前につなげることもできますよ、というモノでもあります。
ルールはインピーダンスに関してはある、という感じではありますが、じゃない方の接続順でもその音がお好みならそれが正解、絶対にこうしなければいけないというルールではありません。
だからエフェクターっておもしろいんだと思います。
最後に、またしても例が Ep-booster でアレですが、先頭で常時 ON になっていればそこからの信号はロー・インピーダンスになりますのでバッファがなくとも対ノイズ的に強くなります。
艶やかでセクシーな音色で、対ノイズ面でのバッファ的な効果、音色的にはイコライザー的な使用方法、結局、Ep-booster がいろんな意味で好きだ、という内容になってしまいますね。
私が書くと。
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★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
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