ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
コロナの影響もあってか、私の好きなバンドがアコースティックセットで突如配信シングルをリリースしていてびっくりしました。
世界的に大変なことになっていますが、予期せぬリリースは個人的に明るいニュースでした。
はい、今回はサンプルボードを製作してみました。
エフェクターボードは ARMOR / PS-3C、アルモアの小型サイズですね。 シンプルなセットでとても軽いボードになっています。(アルモアにしては)
全体図はこちらです。
接続順はこんな感じです。
ギターから
↓
・JHS Pedals / COLOUR BOX (ファズ風で)
↓
・tc electronic / polytune 2 mini (チューナー)
↓
・OKKO / COCAINE (コンプレッサー / プリアンプ / ブースター)
↓
・OKKO / KING KRUNCH (オーバードライブ)
↓
・strymon / FLINT (リバーブ / トレモロ)
↓
・HNEBD / OUT BOX
↓
アンプへ
単体ペダルでも複数活躍してくれるペダルがあると、エフェクターは4つでも音色はわりと充実します。
パワーサプライは strymon / Ojai R30 を単体で使っているため、電源アダプター部分が必要になります。(サプライの左にある黒いモノ)
以前ご紹介したスタック式のようにstrymon / Zuma R300 と Ojai R30 をリンクして使う場合は、この電源アダプター部分は必要ありません。
なので Ojai R30 単体での使用はちょっと場所をとってしまうのが難点です。
音質、安定感、対ノイズ面、サイズ感、軽い、と非常におすすめですが、好みの分かれるところはこの『色』かと思います。
JHS Pedals / COLOUR BOX のような電源が 18Vのみのエフェクターもstrymon / Ojai R30 で対応可能です。 9V、12V、18Vの切替えは本当に便利です。
入力は JHS Pedals / COLOUR BOX のこの位置です。
エフェクターボードを組む場合、すんなり右から入れて左から出る場合はさほど問題になりませんが、最後のエフェクターのアウトプットが上にある場合、シールドが差しにくかったりするんですよね。
空間系で最後になりがちな strymon はまさに上です。
入出力をまとめるジャンクションボックスがあると間違いなく便利なんですが、今回の組み合わせはボードのサイズが小さいこともあり、ジャンクションボックスのインプットに入れるスペースを確保するのが困難でした。
そこで、アウトのみのアウトボックスを製作しています。
本来、strymon / FLINT から最終的に出るところ、strymon / FLINT → HNEBD / OUT BOX → アンプへ、と接続が激しく楽になります。
そしてこのアウトボックス、フロアタイプのワイヤレスを使う場合にも有効です。
今回はスペースに合わせてのサイズですが、サイズダウンも可能。縦置き、横置き、ジャック位置、筐体色もボードに合わせて変更可能です。