ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
エフェクターをボードに固定する際に使用するマジックテープ。 今回はその切り方とコツについて書いていきたいと思います。
マジックテープはクラレというメーカーのモノを使っています。 主にホームセンターなどで計り売りされています。
オススメの理由はこちら。
・粘着力が強烈なのにキレイに剥がせる
・長時間貼ったモノでもキレイに剥がせる
・塗装に悪影響がほとんどない
・比較的熱に強い
長期間貼ってもペダル側にノリが残らずキレイに剥がせるのは本当に助かります。 貼り直ししたい時や手放す時にも簡単に剥がせるのは利点だと思います。
ボードを夏場の車内なんかに置いてしまうと熱でノリが溶け出すモノもありますが、クラレはその点も強めです。 熱で溶けたノリを剥がすのってものすごい大変ですからね。
マジックテープはオスとメスが噛み合うモハモハした部分があって、そこそこの厚みがあります。
モハモハの形状や感触、硬さもオスとメスで違うので、地味にまっすぐ正確に切るという作業も案外厄介だったりします。
オスはこんな感じです。
突起部分が硬いのでプラスチックの定規だと滑りやすいのが難点です。
メスはこんな感じです。
毛足の短い絨毯のような感触なので定規を押し当てると、右もしくは左にブニャッと潰れて派手にブレやすいのが難点です。
オス、メスどちらも切る時は定規を強く押し当てて切れ味鋭いカッターで切り込むのですが、そんな時にオススメな定規がこちらです。
裏に滑り止めのついたモノですね。 横ブレや逃げが抑えられるので、コレがあるのとないのとじゃ大違いです。
ハサミだとマジックテープの構造のせいなのか、刃にノリがつきやすく、すぐにスムーズに開閉してくれなくなります。 この時のノリはなぜか剥がれにくいのが謎なんですよね…。
切る時には力を入れてもブレにくい、大きい刃のカッターがオススメです。
あとですね、マジックテープを切る時はかなりの量のモハモハがそこら中に飛び散り、カッターや定規にも容赦なく付着しがちですので(静電気のせい?)、毛のテーブルブラシがあると便利です。
コーヒーミルから飛び散った粉を集める時にも便利です。