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指一本で弾く超絶フレーズ

焼き鳥は「皮・塩・柚子胡椒」が最高だと思っている山脇オサムです。

ユーザーさんからこんな譜面が送られてきました。

んー、まぁどこにでもあるようなクロマチックの基礎連フレーズだよねー。と思った直後に衝撃の情報が。

「1弦のクロマチック、人差し指だけで弾くんです」

うっそーん!!

なんでわざわざそんな奏法を!?

と聞くと、「この奏法はジプシージャズ独特の奏法なんです。言い方を変えればジプシージャズを作ったギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト独特の奏法なんです

なるほど、そういうことなんだ。

ジャンゴ・ラインハルトって薬指と小指に障害をもったギタリストなんです。

〜〜Wikipediaから引用〜〜
1928年になると、ジャンゴはフランス・グラモフォンやIdeal等のレーベルでレコーディングを行うようになる。しかし、この年の10月26日未明、ジャンゴはキャラバンの火事を消そうとして、半身に大やけどを負う。その結果、彼の右足は麻痺し、左手の薬指と小指には障害が残った。彼を診察した医師がギターの演奏は二度と無理だと思うほどの怪我であったが、ジャンゴは練習によって独自の奏法を確立し、ハンディキャップを克服した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

指を自由に使えないジャンゴ・ラインハルトだからこそ、生み出された弾き方なんですねー。

しかも、他の指を使うのと人差し指だけで弾くのとではフィーリングが全然違うんですって。

なんかそれは分かる気がしますね。1音チョーキングと1音アームアップって音は同じなんだけどフィーリングって違いますもんね。

このフィーリングがすごく大事なんだそうです。

実際に弾いてるとこ見てみたいなー・・・って思いますよね!?

実はあるんです。

この動画の0:19から見てください。曲中で(ほぼ)このフレーズを弾いてます。予想の1.5倍くらい速いスピードでw

 

やっぱりフレーズにはストーリーがあるんですね。1音1音大事に弾こうって背筋が伸びる想いです。

たまにはこんな練習も良いのでは!?

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