山脇オサムです。
以前レッスンをやっていたときに、
「指の握り方を少し変えたらかなり安定して押さえられるようになった!」
という事があったのでご紹介します。
初心者から中級者の方で指がうまく動かないという原因の1つとして「指を折り曲げすぎている」という事があります。
具体的に言うと、1弦(1番細い弦)を押さえているときの人差し指。
例えば1弦5Fを人差し指で押さえた時に、第一関節と第二関節が窮屈に折り曲がっているという状況です。
これをやってしまうと人差し指から小指までの開きがギチギチになって、動きが固くなるんです。
ぎゅっと折り曲げるという事は余計な力が入ってリラックスできていない事にもつながりますしね。そうなると指はスムーズに動きません。
これじゃあ脱力系男子の宮本武蔵にマジのゲンコツされますよ。宮本武蔵のマジのゲンコツって相当なダメージですからね。(刃牙道で見る限り相当ヤバイ)
じゃあどうすればいいのかって言うと、指を握り込まずに押さえることです。
多少空間を作ることで“のりしろ”ができるので指の自由度が増しますし、余計な力を入れないことでリラックスできるんです。
むむ、これは文章では難しいぞ!ということでぜひ画像をチェックしてみてください。
指の大きさによっては当てはまらない場合もあると思いますけど(ここが難しいところ)、この押さえ方で弾きやすくなってる人も多いのでやってみる価値は絶対あります。
全然効果がなかった場合はこの画像をプリントアウトしてグシャグシャに丸めてなるべく遠くに捨てて下さい。ちょっとはスッキリするはずです。
練習してもうまく弾けない!と場合は必ず何か原因があるものです。それを分析して追求していく、、、これはなかなか楽しいですぞ!