山脇オサムです。
パンチのあるフレージング方法をご紹介します。スケール関係なく「ここだ!」と思った音ですぐに使えるこんなフレーズです。
※該当フレーズから再生します
まずはタブ譜じゃなくて五線譜を見てください。
これ、音程的には全て同じ音程なんです。
鍵盤で言うと同じポジションをトントン叩いてる感じなんですけど、ギターには違う弦でも同じ音程が出るポジションがあるのでそれを利用してるフレージングなんですね。
この譜面だと2弦9Fと3弦13Fで同じA♭の音を出してます。(実際に出してみて下さい)
で、ただ出すだけじゃなくて3弦にスライドを入れてパンチを出してます。
ここがパンチポイントなんですよね。スライドを入れることでいい感じの前傾姿勢になるんです。
前傾姿勢って言うとあれですけど、芸人さんがひな壇から「おいおいおい〜!」と前に出てくる感じです。
セッションでも盛り上げポイントとしてこのフレーズを延々繰り返すと場が熱くなってくるんですよね。
ただ、セッションの雰囲気によってはいくら繰り返しても場が熱くならないときもあります。
あれ、なんなんでしょうね。笑
技量が足らないと言われればそれまでなんですけど、一生懸命やっても冬場の脱衣所くらい冷え切ってるときありますもんね。爆笑
で、覚えておいて欲しいのが2弦と3弦の同じ音が出る場所です。
・2弦を人差し指で押さえて3弦を薬指で1音スライド
この間隔を覚えておくとスケール関係なしにどの音でもすぐに対応することができます。
奏法ポイントはネックを握ってる親指を動かさないことです。かなり安定します。
ちなみにスライドを入れなくも弦のトーンの違いで楽しむこともできます。
2弦と3弦は太さが違うので同じG#を出したとしてもサウンドが微妙に違うんです。これは譜面には表せないところですよね。
かなりマニアックなので使いすぎると友達が減るかも知れません。注意してください。