山脇オサムです。
僕達の世代だとハマった人もかなり多いポール・ギルバート!僕も例に漏れず一生懸命練習しましたね〜。
そんなポールさんがスケールの使い方を解説してくれてます。
4音とか5音括りのフレーズを3オクターブに渡って弾く、という方法です。
メロディ幅がかなり広いので、隣り合った弦を飛び越えて弾く「スキッピングアルペジオ」とか「スウィープ」に近い雰囲気がしますよね。聞いただけで「これムズいやつ」っていうのが分かるフレーズ。
ギターを長年弾いてるとメロディから指使いがある程度分かるので、聞いただけで難易度が分かるんですよね。
ただ、このフレーズは「ハイヨッ!」と弦を飛び越えることもなければ「ムンッ!」とスウィープをすることもないです。隣り合った弦を弾くだけです。
しかも同じ指使いなのでなのでなんだか簡単そう・・・いやいや、実はこれめちゃめちゃムズいんです。
ポール・ギルバートはふっつーに弾くので簡単そうに見えるんですけど、まじでムズいヤツなんです。
どこがムズいって動画でも言ってるんですけど、オクターブを切り替える時の横移動です。
親指も一緒に移動するパターンで「3フレットの横移動」はかなり大変ですからね。
5mなんて大した距離じゃないんですけど、表面張力でプルプルしてるコップを持って歩く5mはめちゃめちゃ難しいっていう。
この手のフレーズってゆっくり弾いてもカッコ良くならないので、どうしても速く弾いちゃうんです。もちろん速くなるほど難しいですもんね。
マスターすればかなりパンチがあるので練習する価値ありです。