スケジュール帳を見たら昼に3時間予定が入っている・・・でも誰と何をするのかは記入されていない・・・しかも自分自身もまったく覚えてない・・・これはリアルに怖いぞ。笑
どうも、山脇オサムです。
ペンタトニックスケールの使い方って色々あるんですけど、その前にメジャーペンタとマイナーペンタの使い分けという課題があります。
特にメジャーブルースやE9系のファンクなんかはそうですよね。
基本メジャーなのでメジャーペンタが使えるのは分かるんですけど、なぜかマイナーペンタも使えて、しかもそれがカッコいいっていう。
普通に使ってるんですけどよく考えたら「なんでだ?」ってなりますよね。(ここが音楽の面白いところ!)
メジャーペンタとマイナーペンタを弾き分ける理由としては「雰囲気を変える」ということに尽きると思います。
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メジャーペンタは明るくてポップ、チョーキングと組み合わせるとカントリーっぽい雰囲気になります。ドラゴンボールで言うと孫悟空です。
逆にマイナーペンタは、暗いというほど暗くはないんですけどどこか影があってブルージィになります。ドラゴンボールで言うとブルマと結婚して多少落ち着いたベジータです。
これを上手く使い分けると同じ曲でも場面を一気に切り変えることができます。
ここで注意して欲しいのが、メジャーペンタとマイナーペンタのスケールシェイプって同じなんだけど音の場所が違うということです。ここはアドリブをする時にはかなり重要です。
要するに、スケールシェイプが同じだからといって同じフレーズを弾いてるとコードに合わなくなる、という事なんです。
すべての音の場所が変わるんですけど、まずは最重要の1度の場所を見てみましょう。(1度はコードの中心となる音なのですご〜く重要なのです)
スケールシェイプはまったく同じなんですけど(フレットは違う)、1度の場所はこんなにも違うんです。
メジャーペンタでは3弦5Fの1度を人差し指で押さえるので、マイナーペンタでも同じ感覚で弾いてしまいがちですけど、そうすると1度の場所が変わってるのでコードとの相性がビミョーになるんです。(特に長音符なんぞ使った時には!)
ペンタは構成音が5つしかないので、ポイントポイントでしっかり音を選んで使うのが秘訣です。
逆に言うと、1度をしっかり把握しておくとペンタの演奏はめちゃくちゃ安定する、という事なんです。
オープンカフェに行くと机がガタガタしてる時がよくありますよね。僕はそういう時は必ず机の足におしぼりを挟んでビシっと安定させるんですけどそれと同じ感覚です。(あれが気持ちいい)
音が安定すると演奏の説得力が上がるので、ぜひ注目してみてください。
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