
山脇オサムです。
現在「第2回ギターのレシピコンテスト」を開催中です。
コンテスト課題曲の「M-Blues」。すでに爆裂練習が始まってるみたいですよ。
もうとにかく弾きまくるのが最大のポイントです。弾いて弾いて弾きまくる!こっそりあの娘とやり取りしてるLINE時間も大幅に削るべきです。(ドキッ!)
弾くのはもちろんなんですけど、ぜひここも意識して欲しいところがあります。
そう、顔エフェクター!
いや違う!フレーズの音の内容です!
ただフレーズを覚えるだけじゃなくて「この音は◯度の音」という中身も意識するんです。
なぜかと言うと、ほかの曲でのアドリブやフレージングにめちゃくちゃ応用できるからです。
スケールの枠が先行になってしまうと、不思議とフレーズもスケール的になっちゃうんですよね。自分では縦横無尽に弾いてるようでも、気が付いたらただの上下運動になってるっていう。
このときに「スケールの中身」を知ってると、スケール先行ではなく曲の雰囲気先行のフレーズになるんです。
で、あとで全体的に見て初めて「あ、メジャースケールになってる」っていう感覚です。
「オサムちゃん、そんなの難しいよ!」と思ったあなた!
やってる人はやってるのです!この努力を!
先日あるユーザーさんから送られてきた課題曲「M-Blues」の譜面がこちらです。
なんと意思のある譜面でしょうか!素晴らしい〜!!!
青が1度、赤が3度、黄が5度で色分けをされてるんですね。こういう努力は本当に大事だと思います。
これまでもユーザーさん自身で手を加えた譜面はたくさん見てきたんですけど、久しぶりに感動したので許可をもらって掲載させてもらいました。(譜面をキレイに使ってくれてるところも好きだ…)
で、この譜面をよーく見てみると青、赤、黄のコードトーンがたくさん使われてますよね。
曲の雰囲気を先行したフレーズってこういう事なんです。曲の屋台骨のコード展開をちゃんと意識してフレージングするとこういう感じになるんです。
もちろんそのバランスは様々ですけど、青、赤、黄が全然入ってないとまぁまぁキツいですからね。
こうやって視覚で見るとよーく分かります。ホント素晴らしい譜面ですね。
ぜひ譜面をカスタムして自分仕様にしてみて下さい!