山脇オサムです。
今日はマイナーペンタに変化を付ける方法をご紹介します。
月イチのレシピシリーズの「C調ブルース」です。コミュニティでも投稿があったんですけど、先日「中居正広のミになる図書館」のBGMでも使われてましたね。僕も天ぷら食べながらちょうど見てました!
マイナーペンタトニックスケールの構成音は、
・Root
・m3rd
・4th
・5th
・m7th
の5つなんですけど、このフレーズはさらに9thを追加してます。ポジションで言うと1弦7Fです。
この9thを足すことで、ブルージィなんだけどちょっと垢抜けてるフレーズになるんですよね。
マイナーペンタに入ってるm3rdとm7thはどうしても暗い雰囲気がするんです。呼び方もマイナーサードとマイナーセブンスでどっちにも「マイナー」が付きますしね。
m7thに関しては「泥臭い」って感じですけど、どちらにせよダークな雰囲気。
そんなフレーズに9thを入れると雰囲気がすこし柔らかくなるんです。
イメージ的にはキムチ丼に卵を乗っけてちょっとマイルドにする感じです。辛さが売りのキムチ丼をマイルドにしてどうすんだ!っていう事もありますけどね。(僕はさらに一味唐辛子を入れるタイプ!)
このフレーズは一瞬なので分かりにくいかもですけど、たくさん使うとよく分かります。
僕の中でペンタに9th入れるのはレイボーンな感じがするんですよねー。レイボーンのフレーズめちゃくちゃカッコいいですもんね。
あと、マイナーペンタに「♭5th」を追加するのもオススメです。
このフレーズで言うと3弦8Fです。(ここでは使ってないですけど)
♭5thを入れると怪しさが倍増されて、ブルースがもっとブルースになって顔もブルースになります。これはかなり使えます。
9thとダブルで入れるよりは♭5th単品で入れたほうがカッコいいかも知れません。シンプルだからこそ♭5thが目立ちますからね。
「いつもペンタ一発なんだよな・・」というマイナーサードな気分の方は、スケールを切り替えるその前に「1音追加する」という方法もオススメです。