
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
今年は全然キャンプに行けなかった…と、いきなり寒い札幌からです。
さて、海外のエフェクターボードをつくっている方々の投稿で前々からよく見かけるプラグがありまして。あれはなんなんだろう、日本でも手に入るもんなのか?とちょいちょい調べて見つけていました。
だいぶ毛色の違うモノですので、毛色の違うところで使ってみようとしばらく放置していたのですが、サンプル製作中のエレアコ用のボードに使ってみることに。
私のところはいろんな理由からソルダーレスでの製作はしておりませんので、初めて見た時はその点がソワソワするほどに気になりましたが、調べていくとソルダーレスではなく。このサイズではんだ仕様、激しくナイス。
シルバーのもラインナップされていますが、より毛色違う感を出したく、今回はブラックで統一してみました。
■ Square Plug / SP400BK
高級感溢れる佇まいのパンケーキスタイル・インスパイア系。
switchcraft のようにネジ穴切るのを片っぽ忘れられてたり、ネジの長さや頭、本数がまちまちってこともない、たまに蓋が 2 枚入っていたり(激レア)、ネジが入っていなかったり(レア)、入荷するまで全個数ちゃんと使えるのか否かのハラハラ感はこちらには明らかになさそうですが、そこが switchcraft の良さでもある、と個人的に思っています。
■ SPS4BK
ヘヴィーデューティなショート・ストレート。
ルックスはとても大事ですのであんまり洗練され過ぎたのは好きではないのですが、なんかこう、ちょうどいいロックな感じがあって素敵です。数字が彫られているのもまたナイス。
■ SPS6-SBK
SPS4 よりもちょっと大きいショート・ストレート・ステレオ。
インサーションケーブルには口径の広い SPS7-SBK の方が良かったな、とギリギリ。
作る前にプラグのみの写真を撮れ、と言いたい。私に。
聴き慣れた switchcraft と今回の KMMK Solutions、音は同じか?と聞かれるとやはり違います。
プラグのサイズが小さくなることで金属の質量も変わりますので、どんな部分も変われば音にも影響はあります。
細かい部分の積み重ねがトータルの音に影響を与えていくわけでプラグやケーブル、素材の違いは大きいと考えております。
ヴィンテージ感のある機材とはルックス的にちょっと合わないかなーとも思うので現代の機材でよりスマートに仕上げたい場合はこういう選択肢もアリかと思います。
エレアコでとても良かったのでベースにもハマるんじゃないかと。
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