ブログコンテンツ

コード進行を最大限活用するフレーズ術

どうも、山脇オサムです。

生活が完全に夜型になってしまいました。朝方に寝て幼稚園の送り時間に起きる。うーん、嫌いじゃない。

「ニヒルなサブドミナントマイナー」

KeyCでこんなコード進行の時、フレーズをお洒落にできるポイントはどこでしょうか!?

F7Fm7EmA7DmG7C7

よくあるパターンではあるんですけど、まずはFmは外せません。これを見逃すわけにはいきません。

これはサブドミナントマイナーと言ってかなりニヒルなコードです。

そのコードの中でも一番ニヒルな音がマイナー3rdってやつです。これをフレーズに散りばめて強調することでニヒルさが全面に押し出されてかな〜り良い感じになります。

「いろんな仕掛けがあるA7

そして、うーん、次はやっぱりA7ですね。

次のDmに行きたくなるように仕掛けを作れるコードです。ドミナント7thとか言いますよね。

この仕掛けでいろいろ遊べるんです。ディミニッシュとかオルタードとか。このスケールってジャズでよく使われるんですけど、逆に言うとそれだけジャズの曲ではドミナント7thがたくさん使われてる、ということなんですね。

音が多少合ってないんですけどそこがミソで、音が合ってないと不安になりますよね。なんなの!?この感じ!?っていう。

ロンTの上にスウェット着た時、中のロンTが腕まくりされちゃう感じです。なんなの!?このイヤな感じ!

で、そう思わせといてDmに行った時にホッとさせるんです。その不安定な心をもてあそぶコード、それがA7です。

「思いっきり音を外そう!」

その次はやっぱりG7でしょう!

これも次のC7に行きたくなるように仕掛けを作れるコード、ドミナント7thです。ここでも不安定な心をもてあそばれます。

ブルージィに弾いてもよし!
ジャジィに弾いてもよし!
思いっきり音を外してもよし!

え!?思いっきり音を外してもいいの!?

いいんです、これが。

だってGの音って13Fなんですけど、ディミニッシュで不安にしようって時は1弦の4Fが入ってきますからね。

完っ全に半音でぶつかってます。普通じゃありえません。でもG7ならいいんです。なぜなら・・・C7でキレイに着地するから!

終わりよければ全て良し。これがドミナント7thのテーマですね。

これで結構お洒落に弾けるはずです。

このコード進行を実際にお洒落に弾いたフレーズがこちらです。デモ演奏、解説、タブ譜がセットになってます。
↓↓↓

関連記事

  1. コーネル・デュプリーの細かな神業
  2. メジャーペンタとマイナーペンタの違い
  3. アドリブの一番残念なパターン
  4. タッピングの速さを上げる2種類のリズム
  5. ペンタをブルージィに弾く方法
  6. ポール・ギルバートの3オクターブワープ
  7. 締めのコードがお洒落すぎました
  8. ペンタをカッコよく弾くリズム遊び

最近の記事

PAGE TOP