山脇オサムです。
今日は「ニュアンスを磨くには歌モノをコピーすべし!」というお話です。
先日ユーザー専用SNSで永ちゃんの「いつの日か」のインスト演奏をアップしてくれたユーザーさんがいました。
(福岡のセッション隊長!)
要はギターで歌メロを弾く、というやつですね。この曲、サビの頭が「い〜つ〜の〜ひ〜か〜ぁ〜」という歌詞なんですけど、音程がすべて同じなんです。
歌であれば音程が同じでもぜんぜん問題ありません。
・声の鬼ニュアンス
・歌詞のメッセージ性
という世紀の2大ウェポンがあるからです。じゃあギターで弾くとどうなるか・・・
そのユーザーさんは半音チョーキングでニュアンスを出してたんですけど、半音チョーキングってシャクリが浅いのでそこまで大袈裟に表現できないんです。
じゃあ1音チョーキング!?実は1音チョーキングにすると、元の音がマイナー7thというブルージィな音になるので雰囲気が変わっちゃうんですね。(元音の匂いを消すテクニックがいる)
じゃあ少しチョーキングした状態から始めてその中間を狙うのか?それともスライドアップにする?ハンマリング?いっそのこと味付けなしでいく!?もちろん一言ずつニュアンスを変えることも多々あります。(その方が多いかも)
これだけですんごいニュアンスの選択肢があるんですね。
ここを研究して「どれだけ歌のニュアンスに近づけるか」を練習すると相当レベルアップするなーとユーザーさんかの演奏を見て確信した、というお話です。
まぁどれが正しいということはなく、「カッコ良かったらすべて正解」ということですね。
ちなみにこのユーザーさんとは福岡でセッションした後、朝までミュージックBARをハシゴして、横で飲んでた知らない人と一緒にタクシー乗って空港まで行った思い出があります。笑