山脇オサムです。
リズムって色んなパターンがあるんですけど、その中でも大きく分けると「ハネたリズム」と「ハネてないリズム」になります。
ハネたリズムとは文字で言うと「タッカタッカタッカタッカ~」で、ハネてないリズムは「タカタカタカタカ~」です。
動画でも解説しているんですけど、このリズムを言い換えるとハネたリズムは「スキップ」、ハネてないリズムは「歩き」です。
冗談っぽく話してるんですけどこれって意外とドンピシャな説明なんですよね。
厳密に言うと「歩き」でもハネたリズムを感じることはできます。でもスキップでハネてないリズムを感じるのはかなり難しいと思います。
どういう事かは実際に歩きながら、もしくはスキップをしながらそのテンポに合わせて口でリズムを言ってみるとよく分かります。
歩きながらは基本的にはハネてないリズムが口から出ると思うんですけど、ハネたリズムを言うこともできます。
でもスキップをしながらは体全体が完全にハネたリズムになってるので口から出るリズムも自然とハネるんです。
僕、実際にやってみました。スキップしながらハネてないリズムの「サザエさんのテーマ曲」を歌えるかどうか。(ドラえもんはすでにハネている)
結果・・・激ムズです。
どうしてもサザエさんがブルージィなシャッフルになっちゃうんです。できれば♭5とm3rdのクォーターチョーキングも入れて眉間にしわを寄せて弾きたいくらいです。
これって「体と歌」は同期しちゃうって事なんですよね。面白いです。
ぜひやってみて下さい。
大の大人がスキップしながらサザエさんを口ずさんでいる姿は、Twitterですぐ拡散される可能性がありますけど恥ずかしがってはダメです。逆にそれがブームと言わんばかりに胸を張って堂々とやってください。
もしくは全裸でやるのもいいですよね。もはやスキップと歌が気にならなくなるので!
リズムってやっぱり体で感じるものなので、頭だけで理解しようとしても難しいんですよね。
実際にからだを動かすことで「あ、こういうノリなのか」と体感できます。で、そのノリが体に入ってからギターで実践するっていう感じです。
「百聞は一見にしかず」と同じで、譜面とずっとにらめっこするよりも実際に体で体感したら一発だぜ、という事です。