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鏡を使って練習すると

山脇オサムです。

先日書いた「目を閉じて弾く」という練習法がなかなか好評みたいです。

文字だけ見るとスナックのカラオケで完全に出来上がったお父さんとママが歌うデュエットソングみたいですけど、そんなこと気にしてはいけません。

すごくナイスな練習方法です。

練習方法って言うとなんか堅いですけど、違った角度でギターを楽しむ方法って感じですね。

立体的なフレット感覚

ということで今日も1つ紹介してみます。

それは「鏡を見て練習する」ということです。

ここでのポイントは、運指のフォームを確認するための練習ではなく反転した状態でのポジションを確認するための練習です。

これはもう完全に僕の個人的な練習方法なので効果は保証できないんですけど、鏡に写ってる方を見ながら練習するとフレットに対する位置感覚が上がるんですよね。

実際にやってみると分かるんですけど、直接指板を見ながら練習する時とは確実に違う感覚で弾くことになります。

これが僕にとってはすごく良い練習になってます。

第三者的な感覚というか、客観的な視点で弾くことができるんですよね。

目を閉じて弾く一歩前の段階のような感じです。

うまく言えないんですけど、2D3Dになって立体的になる感じです。

 

相手のフレーズが視覚で分かる

この方法のもう1つのメリットは、セッションでもう一人のギタリストと面と向かって演奏する時に、相手が弾くフレーズがどのポジションでどう弾いてるのかがすぐ理解できることです。

なのでコール&レスポンスに強くなれるんです。

コール&レスポンスって基本は耳で聞いて再現するんですけど、「どの辺で弾いてるのか?」というところを目で確認することもあるんです。

そういう時にものすごく役に立ちます。

厳密に言うと、鏡に写ってる時と実際にギターを持ってる人と対峙するときでは反転してるんですけど、それでもその感覚は活きてるんですね。

不思議とゴッチャにならないんです。

個人的な練習方法なのであまり参考にならないかも知れないんですけど、「マニアック」というワードが好きな方はぜひ挑戦してみて下さい。

立って弾いてる様を姿鏡でチェックするのもなかなか良いですよ。

姿鏡がない時は、夜にカーテンを開けてガラス扉に映してやってみて下さい。外からは丸見えですけど。笑

コール&レスポンスはこちらで解説しています

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