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自分の演奏の癖を見抜く!

山脇オサムです。

リズムを強化するのに効果的な方法がもう1つあります。

前回のBPMを使うスタイルとは少し角度を変えた方法で、「自分の演奏を録画する」ということです。

リアルタイムでは気が付かない

要するにいくらBPMに合わせて練習してもそれが合ってるのかどうかって客観的に見ないと分からないんですよね。

リアルタイムでは合ってるように感じても実際は走ってる(リズムが早くなってる)、なんてことはしょっちゅうです。

だから常に客観的に聞くようにします。

リズムに対する自分の癖が分かって初めて次のステップに進めるんです。

実は「自分の癖」というのが結構大事なポイントなんですよね。

「このテンポでのカッティングの時はいつも走ってるな」

とか、

「3連フレーズはいつもハマってないな」

とか、そういう癖ってそれぞれにあると思うのでそこを知るだけでも演奏のクオリティはかなり上がります。(知って修正した場合)

 

ソロのストーリーができてない

僕は自分の演奏を客観的に見てたまに感じるのは、リズムではないんですけど「ソロのストーリーができてない」というところです。

セッションなんかで長尺のアドリブを弾く場合、静かに入って徐々に温めて少しずつ盛り上がって最高潮に達したのにすぐにエンディングに入ってるとか。笑

映画で言うと、主人公がやっとの思いで悪党を追い詰めて、さぁここから見せ場の格闘シーンだ!と殴り合いが始まった瞬間軽いジャブがアゴに入って即決着、みたいな。笑

「うっそ~ん」っていう。

たまにそういうソロをやってる時があるんです。

これは「冷静に自分の演奏を見れてない」という事なんですけど、その癖が分かれば次回からそこを意識して直せるんですよね。

「自分の演奏を客観的に聞く」というプロセスがとても重要です。

プロのリズムが良いのもここが関係してると思うんです。

レコーディングをすると何度も強制的に自分の演奏を聞くことになりますよね。

しかもリズムにはかなりシビアになってる状況で。

そんな環境でやるからこそさらに自然に鍛えられる、というのも大いにあると思います。

僕な大好きな漫画家、福本伸行先生の名作「銀と金」で、平井銀二がこんなことを言っています。

「常に大金を持ち歩け。そうすれば自然と鍛えられる。」

これと同じです。(たぶん)

今は音の割れない高音質のポータブルレコーダーがたくさんあるのでバンドをやってる方であれば毎回必ず録音するのをオススメします。

僕はタスカムをずっと使ってました。

(ギターマガジンコンテストの賞品)

リハに入ったら必ず録音して帰りながら聞く、というのがお決まりでした。

自宅でやってる方であればスマホで録画するのもオススメです。

同時に指使いやフォーム、ピッキング、ストロークなんかも確認できますからね。

ぜひ挑戦してみて下さい!

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