山脇オサムです。
セッションに参加するとギターが2人いることはよくありますよね。
1人がソロを弾いてる時はもう1人の役割はバッキング、と分かりやすいんですけど、問題はどっちもバッキングをする場合です。
例えばファンキーなリズムの曲。こういう時に2人とも同じようなコードカッティングをやっちゃうとグルーヴが出ないんですよね。なんというか、リズムが渋滞してる感じなんです。
漫才で言うとどっちも大きい声でツッコミまくる感じです。宮川大助・花子の花子師匠が2人いる、みたいな。
そういう時には役割を決めます。
オススメなのが高音と低音で分ける方法なんですけど、ポールジャクソンjrとレイパーカーjrがその感じを超分かりやすく解説しています。※該当箇所から再生します
最初はどっちも近いポジションで同じようなカッティングをしたパターン。なーんか渋滞してますよね。花子師匠が2人です。
で、次のパターンが低音と高音で分けたスタイルです。完全に大助師匠が出てきました。なんかリズムにスペースができていい感じに噛み合ってます。
使ってる楽器はギターですけど役割的にはベースとギターになってるんですよね。
この分け方はめちゃくちゃ効果的です。セッションでもバンドでも使えますし、ギターとキーボードでも使えますよね。
セッションでギターが渋滞してる時は、ステージ上でアイコンタクトを取りながら役割分担をしてみると良いと思います!