山脇オサムです。
戦隊モノは大人になっても楽しいです。僕の時代はゴレンジャーだったんですけど2017年はキュウレンジャーです。・・・増えたな!敵が強くなりすぎたのか!?
ライブやセッションをやるときに「これができたらメチャかっこいいぜ!」ということの1つ。
それは“曲の流れ”を作ることです。
曲の流れとは例えばこんな感じです。
・最初は静かに始まって
・どんどんダイナミクスを上げていき
・途中で少し違ったテイストを入れて
・そこからガツンと盛り上がって
・最後は静かにエンディングへ向かう
このパターンは特にバラードスタイルの曲で多い例です。
「こういうのって言葉だけで見てもピンとこないんだよなー」
そう言うと思って最適なライブ動画を探してきましたよ!
それがこれです!
トミー・エマニュエルが弾くアメイジンググレイス。これは凄いですよ・・・。
このライブ動画、まさに上記の流れで展開されてます。
普通アコギ1本の演奏って“間”が持たないというか飽きが来やすいんですけど、この動画、飽きるどころか「え?もう終わり?」とまで思わせますよね。
その秘密は曲の流れにあるんです。
いくら超絶スウィープの連続とかすごい技術で弾いてても、ただそれだけだと正直すぐ飽きちゃいますよね?
正直テクニックだけで惹きつけ続けるのは難しいです。
惹き付けるのに必要なのは魅せる流れなんです。
曲を聴き終わって、
「なんか1つの映画を見た感じがする!」
というワードが出たら大成功です。
ジェット型の赤いヘルメットをかぶって看板を持って「大成功ー!」とピースをしながら叫ぶべきです。
こういうのって簡単にできそうなんですよね。
でも実際やってみるとそうはいかない。
めちゃくちゃ綿密な戦略がいるしそれを実行するだけの演奏の技術もいりますし。ホント難しいんです。
僕もライブで何回も失敗してますし。
でも個人的には「ギターをどれだけ上手く弾くか?」ということよりも数倍重要だと思ってます。
ぜひトミー先輩の流れのテクニックを偵察して下さい。
ちなみに「流れ」を決めるプロフェッショナルというのがアレンジャーであり演出家。
この人たちのイマジネーションってマジで凄いですよ!
↓レシピシリーズの人気バラードチューンと言ったらこれ↓
※レシピシリーズとは山脇オサムの教材の総称