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コードのアレンジはボイシングから!

山脇オサムです。

「順番を変えると雰囲気が変わる」

コードのアレンジで1番簡単でフリーダムなもの、それは「ボイシングアレンジ」です。

ボイシングと言うのは、コードの構成音の順番を変えるということです。

例えば6弦ルートのCであれば音の順番は低いところから、1度、5度、1度、3度、5度、1度、となってるんですけど、これを5弦ルートのCにすると1度、3度、5度、1度、3度、になるんです。

こうすることでコードの雰囲気が変わるんですね。

コードを構成してる音は同じなんですけど雰囲気が変わるっていう。同じユニクロの服でもお洒落に着こなす人がいたりワイルドに着こなす人がいる、みたいな感じです。

これがボイシングアレンジのパワーです。


ダイアトニックの縛りがない」

で、最初に言った「フリーダム」という理由もここなんです。

例えばコードにテンションを付ける場合は、そのコードがダイアトニックで何番目のコードなのか、という情報がいるんです。

コードの役割によって付けられるテンションが違うからです。

でも「ボイシングを変える」というのはすでに使われているコードの構成音の順番を変えるだけなので、テンションみたいな一種の縛りがないんです。そう言った意味でフリーダムなんですね。

もちろんダイアトニック以外のコードや分数コードが出てきても使えます。(ナイス!)

なので、いつも単調なコードの繰り返しになる、という方はまずはボイシングを攻略するところから始めるのがオススメです。

順番を変えるだけで本当に雰囲気が変わるのでコードを弾くのがかなり楽しくなると思いますよ!

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