沖縄に着いたその日の夜に、友達にしこたま飲まされて翌日グロッキー・・・。ちょっとでもアルコールをセーブしようとしていた自分が甘かったですね。
どうも、山脇オサムです。
先日開催した「第12回の飲み会セッション in Tokyo」。
あ、つい調子に乗って「東京」を「Tokyo」と書いてしまいました。デヘヘ。なんか世界各地でやってるみたいでカッコいいじゃないですか。
セッションではいつものブルース、1645コード進行のスタンドバイミー、Cryboyに加えて、徳永英明さんの「壊れかけのRadio」をやったんです。
ギターも歌もすごく頑張ってるユーザーさんがいたので、セッションでちょっと歌ってみませんか?と僕から誘って歌ってもらったんです。
参加された方は分かると思うんですけど、かな~りいい感じでしたよね。「いや~エロいっすね~」っていう。僕もバックで弾いててかなり気持ちよかったです。
で、「壊れかけのRadio」のコードバッキングをやってると、いかにコードボイシングが大事かがよく分かります。
ボイシングと言うのは同じコードの押さえ方を変えることです。
同じDコードでもローポジやミドル、ハイポジで弾けますよね。それです。
クラスの「席替え」みたいなもんです。メンバーは同じだけど席だけ違うっていう。
例えば「壊れかけのRadio」のAメロ。コード進行はこんな感じです。※ベースがいる状況で弾くと考えて分数コードは分子のコードを押さえるだけにします
かなりシンプルなコード進行なので、コードを1ポジションでしか押さえられないとプレイ的にはちょいと平坦なものになってしまいますよね。
そんな時にパワーを発揮するのがコードボイシングです。コードのボイシングが分かるといろんな味付けができます。
一番簡単な方法で言うと「ポジションで考える」ということです。
・Aメロはローポジ
・サビはハイポジ
みたいにセクションで変えるんです。(もちろんAメロはミドルポジションでサビをローポジ、でもOK!)
ちょっとこのダイアグラムを見ながらやってみてください。
上からE、B、Aのコードで、右に行くにつれてそれぞれのコードがハイポジに移っていく、という感じです。なので縦割りで見るとナイスですね。
どうでしょう?
同じAメロでもボイシングを変えると雰囲気が違って来ませんか!?
面白いですよね。譜面のコード表記自体は同じなんですけどボイシングで遊べるんです。
しかも押さえ方が違うとそこで使えるオブリ(ちょっとした遊びフレーズ)も変わるので、雰囲気としてはもっと変わってくるんですね。
3和音コードのボイシングは基礎中の基礎なんですけど、ひじょ~~~~に使えるテクニックです。
ドラクエで言うと「ルーラ」です。わりと最初で覚える基礎的な魔法なんですけど、それにしても便利すぎます。
使えるのと使えないのとでは雲泥の差がつくので、ぜひ練習してみてください!
あ、縦割りで考えると「ポジションの横移動」がほとんどないので、コードチェンジのタイムラグも減らせますよ。