山脇オサムです。
やっぱり40代以上の大人のギタリストはエロいフレーズが好きですね。そんな話をレシピユーザーさん(山脇オサムの教材を実践している方)と話してると「自分はシンプルにエロいのにギターがエロくならない」って悩んでる方がいて爆笑しました。笑
コードを押さえる時に難しいのがバレーコードですよね。いわゆるFコードの時の人差し指です。ギターって一番最初のハードルが高いんですけどその理由の1つがこれだと思います。これ、冷静に考えたらめちゃくちゃ難しいですからね。
これまでもたくさん「Fってどうやって押さえるんですか?」って聞かれてその度に考えてみるんですけど、もうどんな作戦を駆使しても、「あ、いきなり弾けた!」という現象は起こせませんでした。必死になればなるほど変な空気になっていく。笑
たぶん「こうやったらすぐ押さえられる」っていう方法はないと思います。風邪と同じで特効薬はないんだと思うんです。大事なのは正しいフォームを知った上で時間をかけてじっくり練習していくこと。そう、時間でしか解決できないんです!
だから最終的に必ず僕が言うのは「いきなり完璧を目指すのはやめましょう」ということです。もう真剣な顔して、「いきなりは絶対ムリなので!」と言います。だからその対策としては、80%の出来を目指しましょう、と。
で、Fコードの80%の出来っていうのは、音は全弦キッチリ出ないけど正しいコードフォームが身に付いてる、っていう感じなのでまずはそこを目指す。
で、そこができたらもう後は時間に任せる。必要以上に追わない!欲張らない!だっていきなりは絶対ムリだもん!っていう。時間が立てば自然と弾けるようになってるものなんですよね。
その証拠に、Fコードを弾ける方に思い出してもらいたいんですけど、Fコードを弾けるようになった瞬間って覚えてますか?覚えてないですよね?というかそんな瞬間なかったですよね?気がついたら弾けてたっていう。そういうことなんですね。
でも押さえるコツがないことはないんです。例えば人差し指は指の平の正面で押さえるんじゃなくてちょっと横にして骨ばったところを利用する、とか、1弦の押弦は人差し指の第2関節を利用する、とか。
あるんですけどやっぱり大事なのは「しっかり爪を切って指を立てて押さえる」という基本的なところだと思います!
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