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スムーズなコードチェンジのコツ

山脇オサムです。

【山脇オサムのワンポイントギターレッスン】レッスンテーマ曲「CryBoy」より抜粋

隙間を繋げてコードチェンジもできる

コードをチェンジをする時、打ち込みであれば一分の隙間もなく音を入れることが出来るんですけど、ギターのように実際に弾いている場合はコードとコードの間にどうしても隙間ができます。

物理的にしょうがないことなんですけど、コードチェンジの精度を上げていくにはこの隙間を少しずつなくしていくことになります。

そんなときに使えるのがブラッシングです。

ブラッシングは弦に軽く触れた状態でピッキングをして出す「カッ」という音です。

この「カッ」という音は実音ではないにしても立派な「サウンド」なのでガンガン使うのがオススメです。

で、ブラッシングはポジションに関係なく弦に軽く触れておくだけでいいのでそれを利用してコードチェンジするんです。軽く触れながらすり足でコードフォームを変える感じです。

コードとコードの隙間をブラッシングで繋げることができますし、その間にコードを変えることができるので実践的に使えます。

自分の演奏を冷静に見てみるとこの方法でコードチェンジしてる場面がかなりあります。もちろんジャンルにもよりますけどなかなか効果的です。

ここに慣れてきたらブラッシングを最後の最後のアップだけにして隙間をもっと短くしたり、コードの共通の指を作ってさらにスムーズにチェンジしたりと、いろいろ応用が効いてきます。

開放弦が入るとルーズになる

この「ブラッシング」というのが重要で、これが弦から指が離れて開放弦の音が鳴ると印象がルーズになるんですよね。

ちょっとした事なんですけどこういう細かい気遣いがギターにも人間にも必要だと思います。

空気が読めずになんでもしゃべっちゃう人がいますけど、あれは開放弦がジャンジャンに鳴りまくってる状態です。

その空気を察して上手く話題を切り替える人はブラッシングです。さらにそこにフォローまで入れちゃう人はローポジションのブラッシングです。(張りがあって最高のサウンド)

コードチェンジが曲に合わせてできない方はぜひブラッシングを利用してみて下さい!

■「CryBoy」のレッスンはこちら※画像をクリック

■「CryBoy」デモ演奏

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