札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
Q : おすすめのウィスキーはありますか?
A : ワイルドターキー レアブリードです。
と、全然関係ない質問が来たりして吹き出しましたが普通に答えています(笑)
さて、今回は製作例の回です。途中、思いついての新しい試みがありましたが、先にそこを書いているとだいぶ長くなってしまいましたのでその点、詳しくは次回お届けしたいと思います。
神奈川県 横浜市より、ギルティリックスのギタリスト、フカダ 様のエフェクターボードを製作させていただきました。製作のご依頼、本当にありがとうございました!
完成したエフェクターボードがこちらです。
正面からです。
#1. HNEBD / IN & OUT BOX / IN
↓
#2. ROSS / COMPRESSOR
↓
#3. ETHOS / Overdrive Amp
↓
#4. KLON / CENTAUR
↓
#5. ZOOM / MS-50G+
↓
#6. ONE CONTROL / PRUSSIAN BLUE REVERB
↓
#7. HNEBD / IN & OUT BOX / OUT
シンプルに直列の接続になっております。
パッチケーブルのトータルは 203cm、シールドの長さ約 2m 分がボードに入っているということですね。
左側面からです。
ZOOM / MS-50G+ の DC 端子は MS-50G と違い、奥まっているためDC ケーブルはストレートを使用しております。strymon / Zuma のかさ上げ台は安定のヤマザクラです。
右側面からです。
ETHOS / Overdrive Amp の電源は 24V センタープラスのため、基本がセンターマイナスのパワーサプライからはそのまま DC 供給できません。
strymon / Zuma の DC 端子 2 口を 12V に変更して電圧ダブラーケーブルのstrymon / VDS-10 でまずは 24V にします。
24V にはなりましたがまだセンターマイナスのままです。
そこから中継の DC ケーブルで strymon / PR-SS-15-2.5 をつなぎ電源極性を反転させます。赤い部分ですね。ここでようやくセンタープラス 24V になります。
同時にプラグの端子も 2.1mm から 2.5mm に変わりますのでETHOS / Overdrive Amp へ接続可能、電源供給可能、というながれです。
この電源供給方法はアイソレートのパワーサプライだからできることのひとつです。
背面からです。
後段はすべてかさ上げ、操作性と ROSS のロゴがバランスよく見える高さにかさ上げ台を製作しています。ROSS のかさあげ台は今までにないカタチで製作しました。
私の中でヒットした部分でもありますので次回ご紹介予定です。
完成後のチェック時、ROSS と KLON の組み合わせがとくにゾワゾワするほど良く、音、というよりこれは完全に音色だ!と一人口走っておりました。
フカダ 様よりご感想をいただけましたので、合わせて掲載させていただきます。
『今まで色々代替わりしてきたエフェクター達の中で「これは手放せないなぁ」思っていたものをマルっと一つにまとめていただきました。末長く愛用していきたいと思います。』
フカダ 様、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました!
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら
『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。