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現在に至るきっかけとなったボード

札幌のヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

今回は前回の続きになります。合わせてみていただけるとこれ幸いデス。→前回はこちら

かさ上げ発祥のボード

実は前回のボードは、私がエフェクターボードを組み込むことに対していろんなきっかけにもなったボードなんですよね。

当時はまだ楽器店に勤めていて、そこに来てくださるバンドをやっている方に、実際どんな風に使っているのか、趣味の方にもガチの方にもネホリハホリ聞くのが趣味みたいなところがありました(笑)

エフェクターの使用状況、持ち運びや保管方法、選ぶ基準、実際に現場で使ってみた感想などなど、不審がられる一歩手前まで様々な質問をさせていただいていた頃…。なつかしい。

機材セッティングのお話

そんな中、スタジオやライブに持って行くエフェクターは、箱に入れて現場で出して接続。終わったらまず廊下に出して箱にしまって帰る、、、というお話がありました。

抜き差しが多かったり、慌ててのセッティングはケーブル類にも不具合が起こりやすいですし、どこかに忘れてしまう可能性も、、、

という事から、「スタジオもライブもセッティングは早いに越したことはないですし、ギターからボード、ボードからアンプ、電源確保の3ステップでいけますよ」というご提案をするようになったわけです。(実話)

そして受注となった初回製作時(2014年)のこちらです。

まだ現在のKlotz x CAJの細身のケーブルが存在しない頃ですね。最初期はCAJのギターケーブルでパッチケーブルを製作していました。

現在使用しているフラットなプラグも手に入りにくい状況でしたので、通常のL型プラグを使用しています。

エフェクターのサイズ的にはボードに収まるけど、パッチケーブルが今と比べて太い分流れの融通が利かないので配置を出すのに苦戦するわけですね。

そこで考えた方法がエフェクターの「かさ上げ」です。

使用感を最優先にしつつ上下のスペースを使って逃すには?というところでした。

上記の画像ではBOSSのところが段違いのかさ上げになっていて、プラグを上下でかわすことでプラグ一個分のスペースにして隣り合わせていました。

OKKO / DOMINATOR も奥にあるので操作しやすいようにかさ上げ。手前のBOSSのDC端子をかわしつつ、Noah’sarkのパワーサプライ端子も位置をずらしてOKKOのパッチのプラグスペースを稼いでいます。

市販の長さの決まっているパッチだと不可能!この方法以外は入らない!っていうくらいのギリギリ具合です。

現在のかさ上げの素材は硬質スポンジもしくは木材ですが、この頃はまだ高さ調整や踏んだ時の感触も手探りでしたので加工が大変なゴムも使っていました。(ゴムを切るとカッターの刃がすぐ死ぬ)

そしてこのボード、実は最初はワウがいた、という画像を見るとスペース的によく入っていたな、と思います。

製作後、しばらくするとワウを抜きたいという方は実は多くて、その度に抜いた後を見ると毎回そう思うんですよね。

ちなみにワウを抜いた時の画像(2016年)がこちらです。

ボードとエフェクターはそのままでワウだけ抜いているのですが、「これにワウが入っていたのか…」となるサイズ感じゃないでしょうか。

この時、パッチケーブルが現在も使用している Klotz x CAJ に変更になっています。このパッチケーブルのおかげで製作時に悩まされていた部分も大きく解消されました。

おまけ画像

昔の画像を探していた中、2015年の自分のも出てきました。当時何個かバンドをやっていた中のなんかの単発お手伝いの時のボードだったと思います。

取っ替え引っ替えが多かった時期なので自分のはわりと適当、と言うか、入らんもんは入んね、という開き直り具合がわかるまさかのサプライの上にマジックテープで固定して使用しています。

現場で接続、バラして持ち帰りは危険とかなんとか言っておいて、コレは一体なんなの?って感じでアレですが、こういうケースもあるという一例、ということで。

そんなこんなもあって皆様のご協力あって今に至る、というわけですね。本当にいつもありがとうございます。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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