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色々剥がした週

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

種って植えたらどうなんのかな、と昨年さくらんぼの種をベランダの空いている鉢に埋めてみていたのですが、これがなんとちょっと前に芽がでました。

同時期に埋めてたミズナラ(どんぐり)か!?と激しく興奮したのですが、こちらの芽はいまだ出ず。ベランダにどんぐりなる木あったら面白いのに。

さて、ここ数日全然違うんだけども共通してる…、と思ったお問い合わせ、ご相談、作業があったので、まとめて書いてみようと思います。共通していたのは「はがす」ということです。

ハンダの「はがす」

こちらはメールでのお問い合わせでした。

ギターのポット上、アースのハンダがはがせないのですが…、という内容です。

コテが温度調節できる場合、温度を上げて溶かす、というのもひとつですが、高い熱を与え過ぎるとパーツが壊れることがありますので危険です。

そんな時は除去したいハンダ部分にコテを当ててそこにちょっとハンダすると新ハンダと旧ハンダが一緒に溶けてヌラっと外れます。あとはハンダ吸取線でキレイにしてあげれば OK です。

ハンダ剥がしにシン・ハンダ。

リッケンのベトベトを「はがす」

こちらは弦交換、調整時のご相談でした。

リッケンバッカーの塗装がベトつくのなんとかなりませんか、ということです。

ベタつきが出ると埃なんかが張り付いてしまって拭いても取れず、なんかキラキラしてくるんですよね。塗装内に取り込んでいる感じに見えます。

この画像、ただ埃がたまってるわけではなく、ひっついています。から拭きですぐ取れるというものではありません。

コレは私も経験がありまして。私のは 2007 年製のでしたが年数が経つにつれ、なんかベトつく、という症状がありました。

久々にハードケースから出すと内張がボディに毛羽だって張り付いていたり、どんなスタンドも NG だったり、Tシャツもプリントによってはペリッとひっついたり、取り扱いが大変な塗装である、という印象です。

リッケンの全部が、ではないんですが。

ポリッシュもよく注意事項で目立たないところで試してから、みたいに書いていますが、本当にリッケンバッカーは思わぬシミになったりすることも珍しくないんですよね。

スプレータイプのポリッシュはそのままボディに吹いちゃうとスプラッシュ跡がそのまま残ったりすることもあります。

ポリッシュ量、力加減、スピード、熱をもたないように拭く、など、他の楽器と比較すると相当デリケートな塗装に思います。

で、このベタつき。一時的に取れるのがこちらの研磨剤入りポリッシュです。

・FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH / SP-P-f54

一時的、ってのがアレなんですよね。気温や湿度、ご使用状況、保管状況でも変わってくるので一概に言えませんが、同じ状態をキープするのは一度やればもう OK というものではありません。

ベタつきが出たタイプは塗装部分にも調整が必要、ベトついたらコレで、と考えるのがいいと思います。

とくに演奏に支障の出るネック裏のベトつきは本当にイヤなものですので、ベトつきが気になるリッケンオーナーの方はこのポリッシュを一本、常備しておくのが良いかと思います。

根気よく綺麗になる拭き方を探ってやっていくしかない、もしくは全部剥がしてリフィニッシュ、という感じです。

ベタつき剥がす用のクロスは専用にした方が良いと思います。拭き取ったベタベタが他に移りそうなので。

エフェクターをボードから「はがす」

これは現在製作中のボードからのお話です。

ボード入換時、長年くっついていたマジックテープってくっつき具合が増しているんですよね。なかなか剥がせないもので。

そもそもズレたり落ちたりしないように固定、簡単に剥がれてもらっては困るわけで、そりゃそうだ、ってものなんですが、さほど力を使わずにはがす方法があります。

スイッチャーや大きめのエフェクターは範囲的にも広くマジックテープを貼るので、力づくで剝がそうとするとどっかの血管切れるんじゃないかって思うこともあり。

それは危険ですので、私はこのヘラを使っています。

本体が傷つくのを絶対に避けるため、素材のある程度の柔らかさ、丸み、弾力性のあるこのコーキングヘラが最適かと思います。

エフェクターには当たらないようにマジックテープのオスとメスの間に静かに浅く滑り込ませて徐々にスライドさせていくとペリペリペリと浮いてきますので本体を持ち上げつつスライド、合わせてゆっくりある程度進むと簡単に剥がれます。

という感じですね。

■ HNEBD 地獄通信 -お知らせ- ■

★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら

『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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