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ハマると危険なストラップ

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

雪が一瞬積もりましたが、溶けた札幌からです。(まだ乗れる)

さて、エフェクターは音に変化を与えるモノでそれはそれはインパクト大ですが、演奏者のルックスに大きな変化をもたらす、楽器本体以外で、という部分にストラップがあります。

ちょっといつもと違う感じにはなりますが変化を与えるエフェクトつながり、ということで今回はストラップのお話を。

『札幌に来てストラップの接客受けるとは思わなかったです』

私はストラップが好きで在籍していた楽器店ではそこにそんなに仕入使う?ってほど揃えておりました。

定番はそこそこにあまり知られておらず、万人受けするものでもなく、販売価格的にも吊るしてるだけではまず売れない、でも底知れぬ魅力のあるモノ、他では力を入れてやらなそうなモノをしっかり接客して販売したい、そういうところがありました。

冒頭の見出しはその昔、友人のライブに行った時、対バンでご出演されていたギターの方が偶然、そのストラップをご購入いただいていたお客様で、ステージ後に声をかけていただいた内容です。

あ、本音が聞けた、と思った瞬間でもありました。

札幌から少しだけ遠方にお住まいのお客様だった、というのもライブハウスで知った次第で。

そんなこんなでですね、楽器店を離れても好きなモノは好き、と引き続き好きなsouldier”、または ”Bobby Lee” 製品は現在も取扱っており、密かに販売しているわけですね。

ヴィンテージ・レプリカと呼ばれるカテゴリーのストラップの中でも本当に良いモノなんですよ。

演奏面にも影響のある大事なアイテム

ストラップは細ければ細いほど肩に食い込むので痛くなりやすいです。

細くても肩に当たる部分に移動ができるパッド、中に緩衝材が仕込まれていたりすると軽減されます。

幅が広くてパッドが厚め、なおかつ当たる部分がスエードなどズレにくい素材になっている、一般的に疲れにくいのはこういうタイプかと思います。

上記 2 ブランドはここには当てはまらず。

つまり、幅が細いわけではないけど広くもなく、パッドや軽減する緩衝材もない。

裏地は当時の仕様と同じビニール・レザー、ズレにくいかと言うとそうでもありません。

幅は中間、裏地は適度に滑らず適度に動く、ここがまずちょうどいい。

ですが一番はルックス面でもキモとなる表面の生地です。

ここがフワッとしています。昔の織機のもつ特徴なのか、生地の目がギュッと詰まっておらず、ほんわりと味のあるルーズさが織りなす模様は立体的に見えますし、中に空気を含んでいる感覚があります。

生地の方向性も関係してか、楽器を吊るした時に少しフワッとするここの感覚が楽器をかまえた時になんとなく軽く感じるんですよね。で、色味がとにかく素晴らしい。見てて飽きない色味があります。

私自身、長年使っていますがそうそうダメにはならず、やや頼りない見た目とは裏腹にわりと耐久性があります。

靴と同様、楽器や衣装に合わせて何本かをローテーションさせるとダメになりにくいってのもあります。

服と同様、ストラップはコーディネートの一部ですので楽器と服装に合わせて遊べるものでもあります。

HAND MADE IN CHICAGO.

またハンドメイドだからか、MADE IN U.S.A. だからか、はたまたその両方だからか同一製品でもそれぞれ長さが違います。模様による生地の伸び感の違いもあるかもしれません。

それでも最長時で 140cm 前後のモノから 150cm 弱と、微妙に違うな、っていう範囲を超えて、明らかに長さ違うよね、っていう差がまたおもしろいのですがそれは生産時期、入荷時期関係なく、まちまち。

大量に流通しているモノでもないのでそういう部分も個性的です。味のあるアバウトさがヤバい。

ジャケットや資料、ライブ映像を確認したくなったら危ない

そんなこんなでこれまで撮影していた画像から何点かご紹介させていただきたいと思います。

Bobby Lee / Woodstock / Red

おそらくもっとも有名で人気のある模様かと思います。ジミヘンドリックス、エルヴィスプレスリーのハグストロムはこの模様。

通常、souldier 扱いですが画像は Bobby Lee 仕様の別注タイプでブラウンベロ、ベロの色と形状が異なります。

souldier / Bohemian / Red

こちらもウッドストックと同じくらい人気で有名な模様です。ジミーペイジのダブルネックはこの模様。

souldier / Stained Glass / Red

こちらも人気、マニアックどころでも定番はどれも人気です。デュアンオールマン!

Bobby Lee / Tulip / Lennon Gold

カタログにはあってもなかなか入ってくることがなかった、という記憶のモノ。色名品番のとおり、あのお方です。ルーフトップ、CASINO ナチュラルで。

souldier / Woodstock / Coral

淡いピンクのウッドストック・コーラル。最初の Red と同じ柄ですが色味が異なると印象が全然違います。ピンクでも甘過ぎないのがウルトラナイス。

souldier / Greenwich / Black

色味が異なると印象が全然違います、と書きましたがこちらもまさに。

いとしのレイラの裏ジャケットに写っている柄と同じなのですが、色が真っ黒。

逆の真っ白もアリ。

私は旭川の動物園で見た黒豹は真っ黒ではなく近くで見ると黒い豹柄なんだと驚いた経験がありますが、これもそんな感じでとても粋。

souldier / Pillar / White Red

こちらもなかなか入荷がなかった色です。ジェフベックですね。

souldier / Pillar / Red

↑の色違い、どこが違うのか間違い探しみたいで。

souldier / NY Peace Dove / Brown

もっとも最初のラインナップにはなかった色なのですが、アコギにも良さそう。このブラウンの部分が黒いのがニールヤングです。

海外と日本で仕様が違う

ベロが違うんですよね。

エアロスミス、バックチェリーなど現在海外アーティストが使用しているモノを見るとオリジナルシリーズのベロがついています。

souldier のオリジナルシリーズは裏地がシートベルトなのでその辺どうなんだろうと気になるところですが、オリジナルシリーズもまた良いんですよ。

と、まだまだ細部にわたって書きたいことはあるのですが、ひとまずこの辺で。

ギターとストラップの相性はバイクで言うならヘルメットとの相性だと思います。

ふたつでひとつ、そこは人とは違うモノにしたい方にオススメです。

■ HNEBD 地獄通信 -お知らせ- ■

★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら

『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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