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先週のつづき、無事に drop イン

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

今年の初めは風邪で寝ていたわけですが、その頃に吹奏楽部のアニメにハマり過ぎて見終わった後もいろいろ調べていると個人的に涙腺がアホになったアニメはシリーズ構成の方が同じだ!と発見したところでようやく風邪が治りました。長かった…。

はい、今回は無事先週の続き、バンドリハでチェック後のお話です。

Digitech / drop がデモボードに加わりました。

結果よかったです。多少ハイ落ちしたものの、そこは他セッティングで補って対応可、という感じで長らくどうしたもんかなーと悩ましかった問題が解決しました。あらためてエフェクターってすごいですね。

バンドの翌日、エレアコでの伴奏リハもあったのでそこでも試しに使ってみましたが問題なし。Digitech / drop、すごい。

追加位置に一癖

というわけでエフェクターボードの Digitech / drop 追加位置はスペース的にここしかない、というサイズですのでこれまでチューナーがあった部分に入れています。

チューナーは手前に持ってきて詰めて寄せて高さでかわしてのギリギリイン。

Digitech / drop は楽器側、手前の接続が好ましいタイプです。前にあっていいのはチューナーくらいかと。

仮で組んで試して、場所はこの位置で接続順変えればいっかなーくらいに思っていたのですが、チューナーが後でもとくに支障はないんですよね。

仮に drop が一音下げ設定で ON だとその下がった音で表示 (6弦 D など) されるので一瞬、低っ!てなりますが OFF にすれば違和感なし。

このボード、この位置にあると Digitech / drop が MXR / talk box にもかかるようになっています。talk box 手前になんかかけてバリエーションあったらいいなと思っていたので、急遽オクターバー + トークボックスができるようになりました。

試せる部分は全部やってみて良い方を、と選ぶのが通常ですが、今回のように支障がなければまぁいいか、と思っていたらバリエーションが偶然追加になってたり、妙な発見があっておもしろいものです。

左側面から。

MXR / talk box はデカくて重いですね。

ON にするとホースをつながなくともtalk box から音が出ますので、小さい音量にしておけばアンプがなくてもボードだけで多少遊べます。

右側面から。

このボリュームペダルがキモのボードになっています。

背面から。

strymon / FLINT の LEFT OUT が最終アウトプットになっています。

パワーサプライの端子数が足りないため、やむを得ず BOSS / WL-60 の DC OUT からtc electronic / polytune2 mini へ供給しています。使う場合は最低限、デジデジ供給で。

DC OUT 系は対ノイズ面から極力使用は避けたいものですが、ノイズの影響が少ない、気にならない場合はアリです。

polytune3 からはアナログバッファーが入るのでデジアナ供給になりそうで実際どうなるものか、試したくなりました。

詰めて寄せて高さでかわす

ボリュームペダル操作の邪魔にならないようにチューナーは左隣のエフェクターの上部と合わせて少し上に配置しています。

エフェクターボードは直線のラインがあればあるほど整って見えると思います。

Xotic / RC-booster SH をかさ上げすることで、チューナーとの接続プラグは上下でかわし、2 つあるスイッチも踏みやすいようになっています。

Xotic / VOLTAGE DOUBLER で昇圧

Xotic / Soul Driven の電源供給は Xotic / VOLTAGE DOUBLER も。

パワーサプライとエフェクターの間にコレを挟むことで 15V または 18V に昇圧できるアイテムです。

18V も良いですが 15V も良い、その都度簡単にスイッチで変更できるのも便利、18V 対応エフェクターに使える優れモノです。

使用頻度が過去一高いボードになっているのでクリーニングも兼ねての入換、入換する時はケーブル類すべて SCHECTER / CABLE BOMB で拭いています。

前に書いたことがあった気がすると探してみましたらば 4 年前に書いていました。

こういう時に時間が経つの早い…と思います。

エイジング、アンチエイジングって意味合ってんのか?と当時の自分に疑問を持ったりもします。
→記事はこちら

変更前のと見比べる

山脇 オサム さん来札時にちょっとびっくりな巡り合わせもあってひっそり変わっている部分もありますが、そのお話しはまたいつか。

■ HNEBD 地獄通信 -お知らせ- ■

★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら

『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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