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ハンダがマスト

ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

歳のせいか、キャンプに行く時は毎回何かしら忘れ物をしてしまいます。

先日、向かっている途中に「げ、松ぼっくり忘れた」と気づくも、前日に近所のデカイ公園で集めた松ぼっくりをそもそも車から降ろすのを忘れていて助かったーとなりました。(常時家の物置にストックしている)

でも、それすら忘れている恐怖。

で、夜になって気づくんですが、本当に忘れていたのは枕だった、という話です。老い…。

さて、今回は最近多いお問い合わせからです。

Q : ソルダーレスケーブルでの製作は可能ですか?
A : 大変申し訳ございませんが、やっておりません。

お断りの理由

エフェクターボードの製作工程で、ある意味メインとも言えるパッチケーブルの製作は、ハンダを使用するのが私のところではマストです。

その理由は楽器店時代まで遡るのですが、ちょうどソルダーレスケーブルが出始めの頃、道内をツアーで回っているバンドマンの方が現地に着いて音が出なくて困ったんだよねー、とポップにお話してくれたことが始まりでした。

で、その原因は移動時の揺れで緩んだソルダーレスケーブルだった、というもの。

これが一件、二件ではなく、

・スタジオに着いたらダメだった
・ライブ中に出なくなった

など複数お聞きしていたので、ボード製作を始めた時、自分の作るモノではなしだなとなった、というのが理由です。

それから20年近く経つ気がしますし、現代のは進化して大丈夫なのかもしれませんが、不安な要素や可能性を可能な限り排除したボードを製作させていただきたいので、現在も今後もソルダーレスでの製作はお断りさせていただいております。すいません。

ハンダあっての音色

もう1つの理由は、当時なかったモノを使用すると当時の音には近づかない、というものです。

現代シーンの好きなミュージシャンがソルダーレスケーブルを使っているので、そこも近づけたい、というのは大いにアリだと思いますが、一番最初は昔ながらのバンドやギタリストが好きとおっしゃる方が多いです。

その昔ながらのバンドやギタリストの音源発売当時にはなかったモノ、厳密に言うとハンダも当時とまったく同じではありませんが、ハンダあり、ハンダなし、の差よりは近くなると考えております。

ソルダーレスケーブルの良いところは「自ら自由自在にできるモノ」という点で、自由度の高い優れた製品であると思います。

反面、自ら自由自在にできるモノ、ということは私の出番はとくにない、というところも1つです。

そんなこんなでやや頑固でアレな人間がハンダを使ってボードを作っています。

おまけ

全然関係ありませんが、冒頭の松ぼっくりって何?と気になったかもしれない方のために。

4、5年前からソロで行く時はコレなんですが、他に使っている人をいまだに見たことがない、松ぼっくり湯沸かしシステム。

ロケ地 : YAV – Stones (最高)

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

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