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エフェクターに貼るマジックテープ術

どこに行っても私だけやたら虫に刺されるのなんでだろ。

こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン、略して HNEBD の根尾です。

 

「メスはボード全体に貼る」

今回はちょっと視点を変えて「マジックテープ」について思うところを書いていきたいと思います。

マジックテープはエフェクター側にオスを貼り、ボード面にメスを貼って使います。

・固定性が高まる
・レイアウトが自由に変えられる

という点からメスはボード面全体に貼っています。色々試してきましたが、HNEBDではクラレという会社のマジックテープを使用しています。

ボード製作後にエフェクターの入れ替え依頼もあるので、過剰過ぎない固定力 (ここ大事です) と耐久性、マジックテープ自体を本体から剥がす時にノリが残らない (ここもっと大事です) のも大きなポイントです。

貼ってから時間が経っても何事もなかったかのように、跡を残さずキレイに剥がれるさまは感動します。

 

「上下2ヶ所でブレをなくす」

そして、マジックテープの貼り方や貼る位置によっても安定感、操作性に違いが出てきます。

経験上、しっかりした固定ができて踏み心地に影響の少ない貼り方がコレです。

上部分、下部分に集中させる貼り方です。

マジックテープのオスとメスは少しの距離感をもって付くので、上部分と下部分の2ヶ所で固定させ、中間は空間をもたせた方が踏んだ時のブレが少なくなります。

オス、メスのくっつき部分も上下2ヶ所で分かれているので、より剥がれにくくもなります。

エフェクターの裏全面に貼ると、くっつき部分は全体で1ヶ所となってエフェクター本体が全体でブレるような動きがでてしまうので避けています。

また、全体に貼ってしまうと本体のシリアルナンバーが見えなくなるエフェクターもあります。

シリアルが分からないと保証修理が受けられないことがありますので、そういう理由からも全体貼りはおすすめしていません。

※上の図は本体裏にネジがない横ネジエフェクターの例です。裏にネジがある場合はネジを避けて貼ります。万が一の修理時、マジックテープを剥がす必要がないようにするためです。

 

「けっこう時間がかかるのがこれ!」

さらに貼り方です。

貼る位置のサイズに合わせてカットしたものを貼るのが普通だと思いますが、繊維の方向を変えた方がより喰いつく感じがするので、地味な作業ですがここ最近は向きを変えて貼っています。

ボード製作時、実はけっこう時間がかかるのがこの部分です。

「同じ方向に向けてひき剥がしていくと簡単にはがせる」というマジックテープの利便性を逆手にとって、より固定性と安定感を高めています。

なんとなく「市松貼り」…と呼んでいます。

 

「驚異の固定力!オスメスなしの無数のキノコ」

超ガチガチに固定したい!という場合はボンディングソリューション社のペダルボードテープという製品を使うことも稀にあります。

コレは恐ろしいほどの喰いつきで、1cm ほどの正方形で4ヶ所固定でも剥がすのに苦労するほどです。絶対に変更しない!という場合はアリです。

注意点は、このテープ自体に厚みがあるので高さが出てしまう点ですね。

ポコポコしたキノコ状の突起からなっており、通常のマジックテープのようなオスとメスの違いがありません。恐るべし…。

 

「車内放置、ダメ絶対」

楽器全般にあてはまることですが、夏場の車内に置きっぱなしは絶対にダメです。

マジックテープのノリが熱で溶けてしまいます。

こうなってしまうとキレイに剥がれることはありません。

デロデロに溶けてガム状になったノリがこれでもかと剥がされることを拒みます。せっかくの固定も本体がずり落ちて台無しになってしまうので、絶対に避けてください。

車上荒らしにあって盗難、という最悪のケースも考えられます。

夏場の車内は危険がいっぱい。

早く治って虫さされ。

■根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザインはこちら

 

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